藤岡弘、

藤岡弘、


■藤岡弘、(ふじおか ひろし)

 

□肩書き

 俳優 

 

□本名

 藤岡邦弘

 

□生年

 1946(昭和21)02.19(魚座/O型)

 

□出身地

 愛媛県久万高原町東明神

 

□出身校

 松山聖陵工業高校

 

□略歴

 71年(25歳)ドラマ「仮面ライダー」主演。

 79年(29歳)大河ドラマ「草燃える」出演。

 00年(54歳)朝ドラ「あすか」出演。

 ※他の主な出演:

  映画 「日本沈没」「野獣死すべし」「SFソードキル」

  ドラマ「特捜最前線」「おんな太閤記」「二人の武蔵」

  テレビ「藤岡弘、探検隊シリーズ」「おもいッきりイイ!!テレビ」  「ごきげんよう」  

      CM  「セガサターン」「サントリー・ゼロナマ」「ゆうちょ銀行」       

 

□趣味

 瞑想 ガーデニング バイク アウトドア スキューバダイビング 

 

□特技

 武道全般(空手初段、抜刀道5段、刀道7段、棒術、手裏剣、長刀) 

 射撃 乗馬 

 

□資格・免許

 調理師 アマチュア無線 海上特殊無線 猟銃所持 

 普通自動車 大型自動車 大型特殊自動車 大型自動二輪 

 2級小型船舶 パワーボート 自家用飛行機  

■藤岡弘、

 

□幼少時代〜

・父親は警察官。

 戦時中に中国の領事館で特別任務に就いていた。

 古武道・藤岡流の継承者。

・母親は茶道、華道、琴の先生。

・先祖代々武道家の家系。

・兄がいる。

・田舎の駐在所に住んでいた。

・1歳の頃、肺炎を患って医者に見放されたが母親の献身的な看病で奇跡的に回復した。

・子供の頃、身体が弱く、引っ込み思案だった。

・子供の頃、時代劇映画をたくさん見た。

・子供の頃、家の近所でカエルをくわえたヘビを見た。※それ以来ヘビが大の苦手

・厳しい父親に武道の練習を強要された。

・鞍馬天狗に憧れてよくチャンバラごっこをした。

・6歳の頃、柔道をやりはじめた。

・小6の時、父親が失踪。

・高校時代、柔道部(キャプテン)。

・高校時代、アルバイトでお金を稼いで週末に松山の映画館でよく4本立ての映画を観た。

・母親に「これ以上他人に迷惑をかけるなら私があなたの命を頂いて私も後を追います」

 と言われて不良から更生した。

・ウサギ、キジ、スズメ、山鳩、ウナギ、アワビ、サザエなどを獲って自分でさばいて食べた。

 食べきれない分は近所の料亭や焼鳥屋に売って生活費の足しにした。

・自宅にカミナリが落ちて一部が炎上した事があった。


■藤岡弘、

 

□私生活

・好物…宇和島鯛めし。煮物。金目鯛の煮物。ホヤの酢の物。煮豆。

 栗(大好物、子供の頃は山で自分で採った)。

 自然薯のとろろ汁(大好物、山で自分で採る)。

 アボカド(大好物)。梅干し。

 ゴマ(大好物、1日茶碗一杯分食べる)。ようかん。

 コーヒー(1日5〜6杯、和食器のカップで飲む、豆によって水を使い分ける)。

 お茶。和食。

・嫌いな食べ物…ホワイトアスパラガス。

・得意料理…鶏肉のニンニク炒め。鶏肉の唐揚げ。

・よく料理をする。子供のお弁当を作る。

・山菜や野草を自分で採ってとれたてをその場で食べる。

・コーヒーは生豆を自家焙煎してミルで挽いて純金のフィルターで入れる。

・願掛けで禁酒した事がある。

・禁酒中(=19.11現在)。

・健康法…富士山系の湧き水(自分で汲みに行く、常に持参)。

 オリジナル漢方茶(約30種類の漢方をブレンド、常に持参)。

 雑穀米。入浴中に内蔵を揉む。

   体の中心を意識して身体を動かす。

 ジョギング(多摩川べりを走る)。

・体を動かすことが大好き。

 体を動かしていると細胞が喜ぶような感じがする。

・武道の「段」の合計は20段以上。

・起きようと思っていた時間に自然に目が覚める。

・蛇が大嫌い。

・好きな映画監督…メル・ギブソン。

・ディズニー、ジブリが好き。

・新型コロナウイルスでステイホーム中に大量に断捨離した。

・ジャケットにジーパンというファッションが好き。

・ジーパンの後ろポケットに入れられる頑丈な二つ折り財布を愛用。

・上着の上からガンベルトを着用。

・自宅は天井が高いハリウッド風。

・自宅に暖炉がある。

・自宅に囲炉裏がある。囲炉裏で餅を焼きながら瞑想する。

・自宅にガーデニング用のサンルームがある。

・自宅地下に藤岡道場がある。

 門下生約20人。座禅を組んで瞑想をする。

・ペット…犬(甲斐犬、名前は邦虎、牡5歳=21.12現在)。

・住んでいる所…東京都世田谷区(=97年現在)。

・いきつけ…定食屋「さと」(世田谷区上野毛)。

・大きなキャンピングカーを所有。

・マイナイフを常時携帯。

・自然に囲まれた所に行く事がストレス解消法。

 よく多摩川河川敷に行く。

 子供と一緒にキャンピングカーでよく山や海にキャンプに行く。

・自然の中でトレーニングをする(岩を登る、山を走る、など)。

・機械類が信用できないので全て自分で確認する。

 飛行機のエンジンが壊れた時に備えてエンジンを切って滑空着陸を何度も練習した。

・やったことのないことにチャレンジするのが大好き。

・いろいろな人に会ってエネルギーを貰うようにしている。

・ボランティア活動に精力的に参加。

 援助団体「グローバル・レインボーシップ」の理事を務める。

 北海道南西沖地震に際して義援金・救援物資を奥尻島に届けた。 

 難民・孤児などに救援物資を送る国際ボランティア活動に参加。

 世界各地の紛争地域、難民キャンプで救援活動を行う。

・国際俳優、ボランティア、武道家としての活動を通して100ヵ国以上を訪問。

・アマゾンの奥地で「マスクドライダーだ」とファンに囲まれた事がある。

・アメリカで飛行機操縦免許取得の為の練習をした時、

 教官に「後は自分ひとりで操縦して帰れ」と言われ、

 パニックになりながらなんとか出発した空港に戻った。

・駄洒落が好き。

・芸能界で活躍し始めた頃、失踪した父親から面会を求める連絡が来たが、

 父親を憎んでいたので拒否。父親はその数ヵ月後に他界。

・母親は103歳で他界。

・礼儀や挨拶に関して子供を厳しく教育した。

・長男は柔道、長女はバレエ、次女はピアノをやっている。

・週に1回家族会議を開催。

・ハリウッドに友人・知人がたくさんいる。

・失恋をひきずらない。


■藤岡弘、

 

□人間関係

・栗本慎一郎…昔からの友人。

・佐々木剛…劇団の同期生。仮面ライダー2号。

・野村義男…「仮面ライダー」の大ファン。

 主題歌「レッツゴー! ライダーキック」を一緒にリメイク

 (藤岡がボーカル、野村のバンドが演奏=00年)。

・犬飼貴丈、竹内涼真、福士蒼汰、菅田将暉、桐山漣、

 瀬戸康史、佐藤健、水嶋ヒロ、細川茂樹、半田健人、

 賀集利樹、オダギリジョー、村上弘明、宮内洋、藤岡弘、

 …「仮面ライダー」シリーズに出演。

・関根勤、なだぎ武、若林正恭、長澤まさみ…藤岡のモノマネができる。

・勝新太郎…尊敬している俳優。

・吉川晃司、ローラ…藤岡のファン。

・松坂慶子…交際を噂された。

・鳥居恵子…女優。87年4月結婚、90年離婚。

 映画「白い牙」で共演して知り合った。

 ハリウッドでの仕事に熱中して家庭をかえりみなかったのが離婚原因、と報じられた。

・妻…一般女性。02年結婚。

・子供:

 長女…天翔愛。01.12.14誕生。女優。

 長男…藤岡真威人。03.12.28誕生。

 次女…天翔天音。05.06.14誕生。

 三女…藤岡舞衣。08.01.28誕生。


■藤岡弘、

 

□エピソードなど

・高校卒業後、地元の石油会社に就職(短期間で辞めた)

・俳優を志して現金3万円と武道着を持って上京。

・上京当時、国領の4畳半風呂無しトイレ共同の木造アパートに住んでいた。

 家賃2.7万円。

 ふとんを買うお金がなかったので新聞紙をかけて寝た。

 窓からすきま風が入って来るのを古新聞をはさんで防いでいた。

 当時の主食は30個を箱買いしたインスタントラーメン(1日半玉)。

 お金に困って父親の形見の腕時計を質に入れた。

・アルバイト歴…

 地下鉄丸ノ内線の工事現場(肉体労働)。

 トラック運転手。

・アルバイトをしながら調理師免許などたくさんの資格を取った。

・20歳の頃、アルバイトでモデルをやっていた。

・64年に松竹ニューフェースとして松竹に入社(→70年退社)。

・俳優座養成所で演技を勉強した。

・松竹時代、青春映画や歌謡映画に多数出演。

 青春映画のホープと呼ばれていた。

・映画「アンコ椿は恋の花」に出演(映画初出演=65年)。

・売れない時代にインスタントラーメンで3週間食いつないだ事があった。

・「給料を辞退してでも他社作品に出たい」と松竹の幹部に1年間訴え続けた。 

・「仮面ライダー」の主題歌のボーカルを担当。

・「仮面ライダー」の変身ポーズは空手と円月殺法をもとに考えられた。

・「仮面ライダー」撮影中にバイクの転倒事故で大腿骨を粉砕骨折して6ヵ月入院(=71年)。

 ベトナム戦争で採用された最新の手術を受けた。

 医者に「大腿骨に入っているボルトが曲がったら一生車椅子生活」と言われた。

   緊急措置で「仮面ライダー」に急遽仮面ライダー2号が登場。

 第41話で復活後はそれまでは自分で演じていた「変身後」はスタントマンにまかせた。

・アメリカ映画「SFソードキル」に主演して海外の映画賞を受賞(=86年)。

・香港映画「香港・東京特捜刑事」に出演(=88年)。

・日本人で初めて米国映画俳優組合(スクリーン・アクターズ・ギルド)に入会。

・地元・愛媛県久万町の天体観測所員が発見した小惑星を「藤岡」「仮面ライダー」と命名。

・ドラマ「あすか」で京都弁を使う役を演じた(英語より難しかった)。

・真剣を使った撮影で雨で足を滑らせて指をざっくりと切ってしまった事がある。

・爆破シーンで熱風をモロに浴びてまつげを火傷して目が開かないまま演技を続けた事がある。

・腐りかけていた舞台の板が割れて五寸釘が足の甲を突き抜けて刺さった事がある。

・「ダウンタウンのごっつええ感じ」のコーナー「藤岡弘と遊ぼう」に出演(=97年)。

・CM「セガサターン」に「せがた三四郎」として出演(全19パターン=97年)。

・中学生が製作したビデオ映画「85MOVIE Angels」に出演(=01年)。

・映画「仮面ライダーアギト」に警視総監役で特別出演(=01年)。

・自宅を「情報ツウ」「素顔が一番」で公開(=03年)。

・「藤岡弘、探検隊シリーズ」で猿人ジェンマ、地底人クルピラ、古代裸族などを探した。

・現場でダジャレを言って雰囲気を和ませる。

・「我未だ完成せず」という武道家としての覚悟を込めて芸名の最後に「、」を付けた。

・オーダーメイドの甲冑を付けて真剣を使って武道のトレーニングする。

・海外の特殊部隊でマグナムからライフルまで実弾射撃を学んだ。

・大河ドラマで武将を演じる時は当時と同じ衣装を再現して身に付ける。

・CMの仕事でハワイに日帰りで行った事がある。

・成人式で真剣を使った試斬を披露(=02年頃)。

・「藤岡、珈琲」をプロデュース。

・映画「仮面ライダー1号」で45年ぶりに仮面ライダーを演じた(=16年)。

・全米映画俳優組合のメンバー(日本人初)。

・武士道精神を後世に伝える映画を製作したいと思っている。

・主な著書:

 「仮面ライダー 本郷猛の真実」(ぶんか社=99年)

 「サムライ学」(アスペクト=99年)

凡例:20.01現在=2020年1月現在