■萬屋錦之介(よろずや きんのすけ)
□肩書き
俳優
□所属
東映(66年退社)
□本名
小川錦一
□旧芸名
中村錦之助
□愛称
錦ちゃん
□生年
1932(昭和07)11.20(蠍座)
□没年
1997(平成09)03.10(享年64)誤嚥性肺炎
□出身地
東京府東京市麻布区
□出身校
暁星小学校
暁星中学校
□略歴(満年齢)
61年(29歳)映画「宮本武蔵」主演。
63年(31歳)映画「武士道残酷物語」主演。
73年(41歳)ドラマ「子連れ狼」主演。
※他の主な出演:
映画「新諸国物語 笛吹童子」「柳生一族の陰謀」
ドラマ「春の坂道」「鬼平犯科帳」「竜馬がゆく」
□趣味
野球 釣り クレー射撃
□特筆事項
・父親は中村時蔵(3代目)
・元妻は有馬稲子
・元妻は淡路恵子
・妻は甲にしき
■萬屋錦之介
□幼少時代〜
・父親は中村時蔵(3代目)。
・毋親は赤坂の売れっ子芸者だった。
・兄が3人いる。
□私生活
・首の筋肉が麻痺する重症筋無力症で呼吸困難に陥り、
胸腺除去の手術を受けて5ヵ月入院(=82年?)。
・右目角膜剥離を発病(=90年)。
・咽頭がんで大河ドラマ「毛利元就」を降板(=96年)。
舌の付け根を大きく切除する手術を受けた。
・草野球チーム「錦ちゃん」を結成(=55年)。
・共演者やスタッフを多数自宅に連れ帰って連日大宴会。
・愛犬を連れて年末年始に沖縄の島をめぐった。
■萬屋錦之介
□人間関係
・森次晃嗣…家族ぐるみのつきあい。家が近所。
・美空ひばり…友人。デビュー当時からの仲。交際を噂された。
美空に相手役に指名されて映画界に飛び込んだ。
・せんだみつお…時代劇で多数共演。
・三船敏郎…三船プロ製作の映画に多数出演。
・内田吐夢…映画「宮本武蔵」の監督。
・東千代之介、萬屋錦之介、市川雷蔵、大川橋蔵
…東映時代劇の看板スター。「ニスケニゾウ」と呼ばれた。
・有馬稲子…61年結婚、65年離婚。
・淡路恵子…66年結婚、87年離婚。
・甲にしき…90年結婚。
・子供:
長男…島英津夫。61.01.05誕生。俳優。※淡路恵子の連れ子
次男…照史。※淡路恵子の連れ子
三男…小川晃広。俳優。※交通事故で他界(享年22=90年)
四男…萬屋吉之亮。俳優。
■萬屋錦之介
□エピソードなど
・3歳の時、3人の兄と一緒に歌舞伎の初舞台。
・美空ひばりの相手役として「ひよどり草紙」で映画初出演(=54年)。
・警視庁で居合を教える達人に弟子入りして殺陣を学んだ。
・映画「武士道残酷物語」の役作りで約20㎏減量(=63年)。
・映画「武士道残酷物語」でブルーリボン主演男優賞。
・東映俳優労働組合委員長に就任(=65年)。
・中村プロダクション設立(=68年)。
・芸名を「萬屋錦之介」に改名(=72年)。
「萬屋」は父方の祖母の生家の屋号。
・15億円の借金を抱えて中村プロダクションが倒産(=82年)。
借金返済の為に自宅や別荘を手放した。
・著書「わが人生 悔いなくおごりなく」出版( 東京新聞出版局=95年)。
凡例:20.01現在=2020年1月現在