■琴欧洲勝紀(ことおうしゅう かつのり)
□肩書き
大相撲力士(大関)※14年引退
大相撲年寄
□本名
カロヤン・ステファノフ・マハリャノフ
□年寄名
鳴戸
□生年
1983(昭和58)02.19(魚座/O型)
□出身地
ブルガリア ヴェリコタルノヴォ市 ※Veriko Tarunovo
□出身校
ブルガリア国立ヴァイスルレヴスキ大学
□略歴(満年齢)
02年(19歳)11月場所で初土俵。
05年(22歳)11月場所後に大関に昇進。
08年(25歳)5月場所で初優勝。
※通算成績:
537勝337敗63休、殊勲賞2回、敢闘賞3回、優勝1回
※主な出演:
映画 「テルマエ・ロマエⅡ」
テレビ「さんまのまんま」「「ダウンタウンDX」櫻井有吉アブナイ夜会」
CM 「明治乳業 ブルガリアヨーグルト」「スカパー」「日清ラ王」
□趣味
読書 音楽観賞 映画観賞 囲碁 F1観戦 写真 釣り ゴルフ 水泳
□サイズ
202㎝ 靴のサイズ31㎝
□特記事項
・ブルガリア出身
■琴欧洲勝紀
□幼少時代〜
・父親はレスリングのコーチ。
・生まれた時の体重は4800グラム。
・2歳年上の兄がいる。
・子供の頃から運動神経抜群で2歳で自転車(補助輪なし)に乗れた。
・小学校時代、ケーキ作りが好きだった。
・小3の時、レスリングを始めた。
・小5の時、スポーツ専門校として有名なゲオルギーラコフスキー学校に転校。
※13歳の時とする媒体もある
・16歳の時、レスリングのブルガリア代表に選ばれた。
・1日2㎏ヨーグルトを食べた。
・将来消防士か警察官になりたいと思っていた。
・レスリング以外にサッカー、バレーボール、バスケットボール、水泳をやっていた。
・大学入学時に100mを11秒台で走る事ができた。
・大学時代、レスリングの練習後に遊び半分で相撲を始めた。
・レスリングの試合の為に1週間水だけで過ごして15㎏ダイエットした事がある。
・レスリングでオリンピック出場を目指していたが、
00年アテネ五輪で自分の階級(130㎏以下級)が廃止されて夢がかなわなかった。
・酒に酔った酔った勢いでケンカした事が何度かあった。
■琴欧洲勝紀
□私生活
・好物…吉野家の牛丼。
チーズ丼(白米にチーズを乗せてレンジでチンしてケチャップをかける)。
トンコツラーメン。ムサカ(ブルガリア料理)。
ヨーグルト(塩を入れて飲む)。甘いもの。
・嫌いな食べ物…山芋。
・来日当初は納豆が食べられなかった。
・むやみにたくさん食べず、その日に使うエネルギーの分だけ食べる。
・来日当初は白米が食べられなかった(コンビニでパンを買っていた)。
・酒はあまり飲まない。
好きな酒はビール(1ケース飲んだ事がある)。
ラキア(ブルガリアの酒)を時々飲む(ロックでひと瓶飲んでもほろ酔い程度)。
・幹細胞治療で膝の状態が改善。
・インターネットでブルガリアの本を買って取り寄せる。
・好きな歌手…SMAP。
・好きな映画女優…ジュリア・ロバーツ。シャロン・ストーン。
・住んでいる所…千葉県松戸市松飛台(佐渡ヶ嶽部屋)。
・いきつけ…
「ステーキくに」(両国=14.08現在)。
「ラーメンショップ串崎南店」(松戸)。
「青空青果」(松戸、立ち寄るとご主人と長い時は1時間話をする)。
・近所の散策に自転車(ママチャリ)を愛用。
・バク宙ができる。
・ブログをやっている(=14.08現在)。
・ときどき部屋の近くで高校生たちとサッカーをやる。
・身長が高すぎるので電車のドアによく頭をぶつける。クルマに乗る時も注意が必要。
・円高ユーロ安の時を狙ってブルガリアの家族に仕送りをする。
・家族全員が長身。父親200㎝、母親175㎝、兄195㎝。
・子供にブルガリア語で話しかける。
・好きなタイプ…心が優しい女性。
・来日する時に当時交際していた彼女と別れた。
■琴欧洲勝紀
□人間関係
・先代佐渡ケ嶽親方(元横綱・琴桜)…入門時の師匠。
・佐渡ケ嶽親方(元関脇・琴ノ若)…05年11月場所中に年寄佐渡ケ嶽を襲名。
・琴光喜、琴奨菊…同じ部屋の関取。
・稀勢の里…同時に関取になった。ライバル的存在。
・琴欧洲(ブルガリア)、把瑠都(エストニア)、露鵬(ロシア)、黒海(グルジア)
…ヨーロッパ出身の関取。
・イビチャ・オシム…何度も一緒に食事した。
・松浦亜弥…スカパーのCMで共演(合成なので顔は合わせていない=05年)。
・フリスト・ストイチコフ…好きなサッカー選手。元ブルガリア代表。
・ミハエル・シューマッハ…好きなカーレーサー。
・安藤麻子…一般女性、元航空会社勤務。09.05.05婚約発表、10.02.14挙式、3歳年上。
コンビニで出会って声をかけて知り合った。
・子供:
長男…11年11月誕生。
長女…2歳(=17.06現在)。
■琴欧洲勝紀
□エピソードなど
・ヨーロッパ相撲選手権の個人戦で優勝(=01年)。
・ドイツ在住の元佐渡ヶ嶽部屋の床山にスカウトされて大学を休学して来日。
・ひとりで来日した日、手違いで部屋からの迎えが成田空港に来ておらず、
日本語は勿論英語も判らなかったので1日中待ち続けた。
・来日当初の3ヵ月、日本語が全く判らず、食べ物に馴れず、稽古が厳しくてとても苦労した。
心配させたくなかったので家族に弱音は吐かなかった。
白米が喉を通りずらかったので牛乳やチーズをかけて食べた。
・稽古中に竹刀で叩かれる事に最初はとても驚いた。
・来日当初、脱走できないようにパスポートを没収された。
・日本語は同じ部屋の若い人と話して覚えた。初めて覚えた言葉は「ごっちゃんです」。
・来日1年目の秋に父親が交通事故で働けなくなり、
家族の生活を支える為に相撲を続ける事を決意した。
※怪我をしたのは来日前とする媒体もある
・色々な技を覚えてどんどん強くなるのが判ってだんだん楽しくなった。
・レスリングと違って勝負が早い所に相撲の魅力を感じている。
・握力は120㎏以上。握力計を壊した事がある。片手でリンゴをつぶす事ができる。
・小兵力士との対戦が苦手。
・204㎝の身長は角界一。
・「角界のベッカム」と呼ばれる。
・右四つ、寄り、上手投げを得意とする。
・関取になって何より嬉しかったのは個室を貰えたことだった。
・関取になってブルガリアに里帰りした時に家族にクルマを買ってあげた。
・初土俵から11場所目で新入幕(史上最速)。
・新三役(西小結)で初土俵以来初の負け越し(4勝11敗=05年3月場所)。
・横綱・朝青龍との対戦で、立ち会いの瞬間に朝青龍の左のエルボースマッシュ風のかちあげが
顔面に入って流血(=05年5月場所)。
・横綱・朝青龍との優勝決定戦に敗れて準優勝(13勝2敗=05年7月場所)。
・師匠の定年の日に朝青龍を破って大関昇進を決定的にする10勝目(05年11月場所)。
・大関昇進伝達式に新旧師匠が同席。
・初土俵から19場所で大関に昇進(史上最速)。
・四股名を「琴欧州」から「琴欧洲」に改名(=06年)。
・親方のアドバイスでチーズ丼を食べて体重を5㎏増やした(=08年5月場所前)。
・現役引退後、日本体育大学で2年間スポーツ科学を学んだ。
・佐渡ケ嶽部屋から独立して鳴戸部屋を新設(=17年)。
凡例:20.01現在=2020年1月現在