■浦沢直樹(うらさわ なおき)
□肩書き
漫画家
□生年
1960(昭和35)01.02(山羊座/B型)
□出身地
東京都府中市
□出身校
明星中学高校
明星大学経済学部卒業
□略歴(満年齢)
86年(26歳)「YAWARA!」連載開始(〜93年)。
94年(34歳)「MONSTER」連載開始(〜01年)。
99年(39歳)「20世紀少年/21世紀少年」連載開始(〜07年)。
※他の主な作品:
「Happy!」「MASTERキートン」「PLUTE」
□趣味
音楽観賞
□特技
ギター
■浦沢直樹
□幼少時代〜
・兄がいる。
・4〜5歳の頃、手塚治虫「鉄腕アトム」を読んでマンガに魅せられた。
・多摩川のそばの田畑が広がっている所でよく遊んだ。
・小2の時から大学ノートにきちんとコマ割りしたマンガを描いていた。
・絵に関して異常に敏感だった。
アニメを見ると同じアニメーターが描いた絵はすぐに判った。
・吉田拓郎に触発されて独学でギターをマスター。
・中学時代、陸上部。毎日黙々とただ走っていた。
・中学時代、校内放送でT.REXの「20th Century Boy」をかけさせた。
※そのエピソードを「20世紀少年」に描いた
・中学〜高校時代、仲間とつるむのが好きではなかった。
不良グループに誘われたがつるむのが嫌だったので断った。
・高校時代、ボブ・ディランの全詩集を愛読。
・大学時代、音楽サークルでロックバンドをやっていた。
・マイナーなマンガや音楽が好きだった。
■浦沢直樹
□私生活
・好きな音楽…60年代〜70年代のロック(アナログレコードを収集)。
・好きなアーティスト…ボブ・ディラン(大ファン、特に「Like a Roling Stone」が好き )。
・好きなマンガ…手塚治虫「火の鳥」。
・好きな映画監督…ビリー・ワイルダー。
・好きな映画…「ファーゴ」。
・好きなアニメ…「ルパン三世」。
・自分が嫌いなモノを徹底的に研究する。
・ディズニーが大好き。
・アメリカのショービジネスが大好き。
初めてニューヨークでミュージカルを観た時にとても感激した。
■浦沢直樹
□人間関係
・泉谷しげる…友人。
・長崎尚志…元担当編集者。一緒にプロットを作成。
・和久井光司…アルバム「半世紀の男」のプロデューサー。
・工藤かずや…初の本格連載「バイナップルARMY」の原作者。
・堤幸彦…映画「20世紀少年」の監督。
・高見沢俊彦…高見沢のソロアルバム「kaleidoscope」に詞を提供(=07年)。
・谷亮子…谷の愛称「YAWARAちゃん」は浦沢の「YAWARA!」から生まれた。
・山田ルイ53世(髭男爵)…「YAWARA!」の影響で大学時代に柔道部に入った。
・山口香(元柔道選手)…映画「YAWARA!」に本人役で出演。
・大友克洋…影響を受けた漫画家。
・今田耕司、稲垣吾郎、斎藤工、桜塚やっくん、山田優…浦沢作品のファン。
・設楽統(バナナマン)、たむらけんじ、中尾明慶、古田敦也、井上和香、矢口真里
…「20世紀少年」のファン。
・妻…?年結婚。
■浦沢直樹
□エピソードなど
・小学館の就職面接の時にマンガ原稿を持ち込んだ事が漫画家になるきっかけ。
それまでは自分の描いているマンガが売り物になるとは思っていなかった。
・ロボット短編「RETURN」で小学館新人コミック大賞(=82年)。
・SF短編「BETA!!」でマンガ家デビュー(=83年)。
・売れる作品の構造を確認する為に「YAWARA!」を描いた。
・「YAWARA!」がテレビアニメ化・映画化(=89年)。
・テレビ「まんがで読む古典・源氏物語」のキャラクターデザインを担当(=90年)。
・単行本「20世紀少年」11巻初版に自ら作詞作曲して歌ったCDを添付。
「Bob Lennon」(ケンヂの歌、ギター・ブルースハープ・録音も担当)。
※映画「20世紀少年」のエンディングテーマ(歌/唐沢寿明)。
・「20世紀少年」が3部作で映画化(=08年〜09年)。
・映画「20世紀少年」のサントラ盤にオリジナル曲「Brothers」を収録(自ら演奏)。
・シングル「月がとっても…」、アルバム「半世紀の男」をリリース(=08年)。
・テレビ「堂本剛の正直しんどい」出演(=09年1月28日放送分)。
・受賞歴:
「MONSTER」
小学館漫画賞
手塚治虫文化賞マンガ大賞
文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞
「20世紀少年」
小学館漫画賞
講談社漫画賞
アングレーム国際漫画祭最優秀長編賞(フランス)
凡例:20.01現在=2020年1月現在