■池波志乃(いけなみ しの)
□肩書き
女優
□本名(旧姓)
美濃部志津子
□生年
1955(昭和30)03.12(魚座/A型)
□出身地
東京都荒川区日暮里
□出身校
荒川区立第一日暮里小学校
私立戸板中学校
戸板女子高校中退
□略歴(満年齢)
74年(19歳)朝ドラ「鳩子の海」出演。
79年(24歳)映画「白く濡れた夏」主演。
80年(25歳)ドラマ「あ・うん」出演。
※他の主な出演:
映画 「ウィークエンド・シャッフル」「悲しきヒットマン」「一杯のかけそば」
ドラマ「鬼平犯科帳」「とおりゃんせ」「いだてん」
テレビ「徹子の部屋」
CM 「太田胃散」「エイチ・アイ・エス」
□趣味
読書 絵画 相撲観戦 プロレス観戦 日舞 三味線 茶道 華道
ガーデニング カラオケ
□特技
料理
□特記事項
・父親は10代目金原亭馬生
・祖父は5代目古今亭志ん生
・叔父は3代目古今亭志ん朝
・夫は中尾彬
■池波志乃
□幼少時代〜
・父親は落語家の10代目金原亭馬生。
・祖父は5代目古今亭志ん生。
・叔父は3代目古今亭志ん朝。
・先祖は代々武士(旗本)、曽祖父は警察官。
・3人姉妹の長女(妹は3歳年下と5歳年下)。
・習いごと…日舞(3歳〜)。柔道(講道館)。
・離乳食は塩辛だった。
・ものごころつく前から父親に日本酒を飲まされた。
・谷中、日暮里などの下町で育った。
・谷中の墓地が遊び場で墓の周りでままごとをした。
・柔道をやっていた。
・家に父親の内弟子がたくさん住んでいた。
内弟子と一緒に襖の開け方た挨拶の仕方などを厳しく躾られた。
常に若い男がたくさん家にいたので男を見る目が自然に養われた。
・父親は高座の仕事以外は断っていたので生活は豊かではなかった。
育ち盛りの内弟子におかずを出して家族は梅干しで我慢。
母親がミシンで服を作ってくれた。
・自宅の玄関は仕事に使う人専用で裏口を使って出入りした。
・小学校時代から料理や裁縫が好きだった。
将来家庭科の先生になる事を考えた。
・中学時代、放送部。
放送劇に出演。昼休みの放送でアナウンサーを担当。
・女優を志して高校を3ヵ月で中退。
■池波志乃
□私生活①
・好物…コーヒー。
・自家製ジャムを作る。
・酒が好き。酒豪。若い頃に4升飲んだ事がある。
・健康法…黒酢ドリンク。
・慢性硬化性下顎骨骨髄炎を患って肩甲骨の骨を顎に移植する手術を受けた。
・フィッシャー症候群を患った(=06年)。
倒れた時は全く身体を動かせなかった。復帰に約1ヵ月かかった。
・朝日を浴びて起きたいのでカーテンを閉めずに寝る。
・食べ終わったお皿は食事中でもすぐに洗って拭いて片付ける。
・ミステリー小説が好き。
・好きな作家…京極夏彦。
・モノを捨てられない。
・ラッピングが得意。
・蝶が苦手。若い頃は蝶の柄もダメだった。
・好きなミュージシャン…ジェームス・ブラウン。
・アメリカのプロレス(WWE)が大好き。
・司法書士に依頼して遺言書を作成した。
・住んでいる所…東京都台東区(=19.07現在)。
・マンションの27階に住んでいる(ベランダから上野動物園が見える=07.11現在)。
・千葉県木更津市、沖縄県那覇市に別荘があった。
・2軒の別荘を売却して自宅を一軒家からマンションに変更、
洋服・写真などを大量に断捨離した。
■池波志乃
□私生活②
・いきつけ…
小料理屋「ふ多川」(湯島、高校時代から通っている、
女将は元芸者、夫婦でよく行く=15.02現在)。
おでん「多古久」(上野、親の代から30年以上通っている=15.02現在)。
バー「アトリウム」(新橋)。
「鳥よし」(谷中、漬物がおいしい)。
「嶺吉食堂」(沖縄)。
・母親と同居していた。
・母親が肝臓ガンで他界(=06年)。
・子宮外妊娠で子供を流産。
・夫との最初のデートで自分から誘ってお座敷で芸者を揚げて飲んだ。
友人の芸者に意見を訊いて「いいんじゃない」と言われたので交際を決めた。
・夫と交際を始めた時、夫は池波の年齢を30手前くらいだと思っていた(実際は22歳)。
・夫は池波の大きなバストに惚れて2回目のデートで結婚を決めたらしい。
・プロポーズされて即答で承諾した時は夫が前妻と離婚していない事を知らなかった。
・結婚した時に夫にびっくりするくらいの額の借金があった。
※夫の借金を返済すると働く気がなくなって数年間芸能活動を休業した
・夫婦そろって料理が好き。
海外旅行のお土産は鍋か調味料。
・新婚当時は夫が要求する料理を完璧に作った。
カレーと言われればインド料理のフルコース、
焼肉と言われれば韓国料理のフルコースを作った。
夫はその日の気分で朝食を洋食/和食を選ぶので、
どちらにも対応できるように準備した。
・夕食を作る時に自筆のお品書きを書く(夫はそれを見て酒を選ぶ)。
・冷凍食品やインスタント食品は食卓に出さない。
・夫の財布をチェックして足りなそうな時は黙ってお金を入れておく。
・夫が外でモテないようでは役者として逆に心配。
家でゴロゴロしてると着替えて銀座で遊んでくるように注意する。
・結婚10周年記念に夫婦で世界一周旅行に言った。
コンコルドやオリエント急行に乗った。旅行費用は約1500万円。
・夫の影響で絵を描き始めた(夫と一緒に二人展を開催)。
・夫が急性肺炎で緊急入院(=07年)。
肺炎による毒素が腎臓、肝臓、筋肉などに回って1週間以上ICUに入っていた。
・「芸能界を代表するおしどり夫婦」と呼ばれる。
・月1ペースで夫婦で日本各地に3〜4泊の旅行に行く。
飛行機、電車、宿などを自分たちで手配する。
■池波志乃
□人間関係
・加藤健一、市毛良枝…俳優座小劇場養成所の同期生。
・大竹まこと、風間杜夫、きたろう、斉木しげる、岡本麗
…俳優座小劇場養成所の同期生。
・平尾昌晃…平尾のカラオケ教室に通っていた。
・島田正吾、辰巳柳太郎、初瀬音羽
…新国劇時代に付き人をしていた。
・妻夫木聡…憧れている芸能人。
・2代目古今亭志ん朝…叔父。※01年他界
・中尾彬…俳優。78.03.14で挙式。
■池波志乃
□エピソードなど
・高校を中退して俳優小劇場養成所に入所(=70年)。
父親にどうしても放送関係か舞台役者になりたいと相談すると
「芸人になるなら早い方が良い」と言われて翌日に高校を退学した。
・俳優小劇場養成所時代、習い事をたくさんやった。
日舞、ピアノ、声楽、ジャズダンス、長唄、三味線、和裁。
・俳優小劇場解散して新国劇に入団(=72年)。
・ドラマ「鳩子の海」の女郎役が色っぽいと評判になった。
・芸人の家に育ったので普通のサラリーマンの奥さん役を演じる時は苦労した。
・ドラマ「半七捕物帳」で夫婦共演(=79年)。
・映画「白く濡れた夏」でヌードを披露。
・カラオケビデオ(フランク永井「おまえに」)に夫婦共演。
・40歳の頃、餓死寸前の女性役の役作りで過激な減量をして「拒食症」と噂された。
体重36㎏ウエスト50㎝まで落ちた
・自伝的エッセイ集「食物のある風景」を出版(徳間書店=07年)。
※挿絵を自分で描いた、題字を夫を担当
・沖縄に地元ミュージシャンを支援するための音楽会社を設立。
凡例:20.01現在=2020年1月現在