池上彰
■池上彰(いけがみ あきら)
□肩書き
NHK報道記者(73年〜05年)
ジャーナリスト
□生年
1950(昭和25)08.09(獅子座/A型)
□出身地
長野県松本市
□出身校
都立大泉高校
慶應義塾大学経済学部卒業
□略歴(満年齢)
73年(23歳)NHKに記者として入局(→05年退職)。
89年(39歳)NHK「ニュースセンター845」に出演。
10年(60歳)テレビ「そうだったのか!池上彰の学べるニュース」に出演。
※他の主な出演:
テレビ「イブニングネットワーク」「みのもんたの朝ズバッ!」「世界一受けたい授業」
※主な著書:
「そうだったのか! シリーズ」「なるほど! 日本経済早わかり」「池上彰の新聞勉強術」
□趣味
読書
■池上彰
□幼少時代〜
・父親は銀行員。
・母親は専業主婦。
・子供の頃、内向的で人と話すのが苦手だった。
・読書が大好きだった。
食事の時間を忘れて読書を続けてよく母親に怒られた。
父親が本好きで家に夏目漱石や森鴎外の全集があった。
おこづかいを全部本代に充てた。
中学の夏休みの毎日3冊本を読んだ。
高校の図書館にあった岩波新書の全冊読破に挑戦した(途中で挫折)。
・小学校時代、「続 地方記者」という本を読んで新聞記者を志した。
・高校時代、本多勝一のベトナム戦争リポート「戦場の村」に衝撃を受けた。
・大学時代、ユースホステルを利用する貧乏旅行で全国各地を廻った。
・大学時代、自分の目で実際に見た学園紛争と翌日報道される新聞記事との違いに接して、
「事実が正しく報道されていない」と思う事が何度もあった。
・大学時代、奨学金を貰っていた某銀行から就職の勧誘を受けたが
父親への反発から銀行員にだけはなりたくないという思いがあったので断った。
・大学時代、就職試験勉強で文章力を付ける為に新聞のコラムを書き写した。
■池上彰
□私生活
・酒が飲めない。
・4:00に寝て8:00に起きる。
・1年間に300冊本を読む。1日に3回書店に行く。英字週刊誌を購読。
ドイツ哲学を原書(ドイツ語)で勉強した。
イスラム教を勉強する為にコーランを読んだ。
新聞記者のドキュメントを愛読。
好きな作家…佐野洋。堀辰雄。三好徹。
・新聞を11紙読む。
朝と通勤中に見出しをチェック、帰宅後深夜に気になる記事をじっくり読む。
読み返したい記事は頁ごと切り取ってクリアファイルに入れて持ち歩く。
クリアファイルの記事をコラムや本を執筆する時に参考にする。
・CNNを流しっぱなしにして最新ニュースをチェックする。
・住んでいる所…東京都練馬区(=09.02現在)。
・スペースインベーダーゲームが大好きだった。
・広島カープのファン。
・政治スタンスはリベラル。
・説明したがり屋。
■池上彰
□人間関係
・柴田理恵、高泉淳子、林マヤ、林家きく姫…「週間こどもニュース」で共演)。
・山里亮太…共著「ニュースがもっとよくわかる本」を出版(=09年)。
・妻…?年結婚。初任地の松江で知り合った。
・子供:長女。長男。次男。
■池上彰
□エピソードなど
・就職活動中、某放送局がコネのある学生だけを集めて就職試験を受けさせると聞いて
その放送局に押し掛けて「試験を受けさせて下さい」と直談判したが断られた。
当時の民放は一般公募形式で入社試験はほとんどなかった
マスコミ志望の学生は「一般企業に入れない落ちこぼれ学生」と呼ばれていた。
・朝日新聞とNHKのどちらを受けるか就職試験当日の朝まで悩んだ末にNHKを選んだ。
・NHKの新人研修で担当者と一緒に一般家庭を廻って受信料集金をした。
・初任給は68000円。
・NHKの記者として、松江放送局、広島放送局呉通信部、東京報道局社会部に勤務。
地方の警察署、市役所、警視庁、気象庁、文部省、宮内庁などを担当。
ドキュメンタリー番組制作にも携わった。
・新人の警察担当の時に話をして貰う為に雑談力をつけた。
・「ニュースセンター845」のキャスター時代、番組のラストで時々ダジャレを言った。
・キャスター時代、読みにくいニュース原稿は自分で書き直した。
・「週間こどもニュース」にニュースを分かりやすく解説するお父さんとして11年間出演。
できるだけ簡単な言葉に置き換えてわかりやすく説明する事を心がけた。
・日本人拉致問題に関して北朝鮮の高官にインタビューした。
・ニュース解説本「これが『週刊こどもニュース』だ!」を上梓(=00年)。
・文章を書く事が大好き。
翌日の仕事の事を気にせずにとことん執筆をする為にNHKを辞めた。
自宅の近所に借りた仕事用のマンションで深夜まで執筆する。
雑誌の連載は月16本(=09.02現在)。
・日本ニュース時事能力検定協会理事。
凡例:17.01現在=2017年1月現在