柄本明
■柄本明(えもと あきら)
□肩書き
俳優
□本名
柄本明
□生年
1948(昭和23)11.03(蠍座/B型)
□出身地
東京都中央区銀座→東京都杉並区下井草
□出身校
杉並区立八成小学校
杉並区立九瀬中学校
都立王子工業高校
□略歴
96年(48歳)映画「Shall we ダンス?」出演。
97年(49歳)映画「うなぎ」出演。
98年(50歳)映画「カンゾー先生」主演。
※他の主な出演:
舞台 「秘密の花園」「浅草パラダイズ」「蒲田行進曲」
映画 「男はつらいよ 寅次郎あじさいの花」「道頓堀川」「セーラー服と機関銃」
ドラマ「刑事物語'85」「妻をめとらば」「八代将軍吉宗」
□趣味
料理 映画観賞 オペラ観賞 囲碁
□特記事項
・妻は角替和枝
・長男は柄本佑
・次男は柄本時男
・日本アカデミー最優秀主演男優賞(98年「カンゾー先生」)
■柄本明
□幼少時代〜
・父親は印刷の仲介業→印刷屋の職人。
・銀座・歌舞伎座の裏に実家があった。
・妹がいる。
・おばあちゃん子だった。
・子供の頃は病弱でよく風邪をひいた。
・5歳の頃、近所の公園で撮影していた映画にエキストラ出演。
その映画を父親と一緒に観た記憶があるがタイトルは判らない。
・6歳の頃、杉並区下井草に引っ越した。
・家族5人で4畳半2間のアパートに住んでいた。
・映画好きだった両親の影響で子供の頃から映画が好きだった。
小1の頃からひとりで電車に乗って映画を観に行った。
日曜日に朝から晩まで近所の安い三番館にいた。
・高校時代、当時盛んだった学生運動に全く興味がなかった。
■柄本明
□私生活
・好物…寿司。鰻重。ざるそば。担々麺。カレーパン。
レバニラ炒め。ブリの照り焼き。マグロの山かけ。
カフェラテ。和食。
・嫌いな食べ物…カニ(食べにくいから)。
・自分で朝食を作る。
・夕暮れ時にそば屋でビールと日本酒を1本づつ飲んでそばでシメるのが大好き。
・健康法…青汁。寝る前に腹筋を130〜200回。
お灸(持病の腰痛予防)。水中ウォーキング。ウォーキング。
・前立腺肥大の手術を受けた(=13年)。
・腰の手術を受けた(=06年)。
・低血圧(上が90いかない=99.06現在)。
・自宅で自分でピアスの穴をあけた。
・高校時代と殆ど体型が変わっていない(=17.05現在)。
・洗い物が好き。
・毎朝5時に起きて午前中に用事をすませる。
・好きな歌手…高田渡(追っかけをしていた)。
・洗い物、掃除が好き。
・自分の出演作品を見るはあまり好きではない。
・ラフな服装が好き。夏場はTシャツに短パンにサンダル。
・ペット…
犬(柴犬、名前はナナ、牝15歳=16.04現在)。
犬(柴犬、名前はニタ、牡13歳=16.04現在)。
※ニタはナナの子供
・住んでいる所…東京都世田谷区北沢(一軒家=11.11現在)。
・自宅に劇団の稽古場がある(=12.05現在)。
・下北沢に47年住んでいる(=19.09現在)。
・いきつけ…
寿司「福元」(下北沢=21.10現在)。
喫茶店「トロワ・シャンブル」(下北沢=21.10現在)。
台湾料理店「光春」(世田谷区、30年通っている)。
「ポンチャンヤ」(やきそばがおいしい)。
・自転車を愛用。
・喫茶店が好き。
・暇さえあれば映画館でひとりで映画を観る。
多い時は年間200本。
前の方の席で観るのが好き。
ビールとサンドイッチを飲食しながら観る。
自分が観てない映画の話をされると腹が立つ。
映画に関しての記憶力は人並み外れ、昔の大映映画の脇役などに詳しい。
渋谷の映画館によく行く。
柄本家は自宅で見た作品は「映画鑑賞数」にカウントしない。
・外国で正装してオペラを観るのが好き。
・人間観察が好き。
・妹は近所に住んでいる(=08.09現在)。
・毎年家族旅行でハワイに行く。
・長女は父親に顔がそっくりらしい。
・長女は年間500本映画館で映画を観る。
・よく映画館で長男や次男と偶然遭遇する。
・反抗期の時期に映画の仕事を始めたせいか子供に反抗期がなかった。
・毎日妻と一緒に喫茶店に行っていた(夫婦喧嘩をしていても行った)。
・妻から「えもっちゃん」と呼ばれる。
・妻を「和枝ちゃん」と呼ぶ。子供も「和枝ちゃん」と呼ぶ。
・結婚30年目にサプライズで神前結婚式を挙げた(後に29年目だった事が判明)。
・20歳年下の女性と不倫交際を噂された(=02年)。
■柄本明
□人間関係
・志村けん…友人。コントで共演。
志村はコメディもできる役者として柄本を尊敬。
・渡辺えり…友人。渡辺が飼っている柴犬の子供を貰った。
・笹野高史…友人。時々電話で話す。
自由劇場の同期生。劇団時代は仲が良くなかった。
・小林薫、笹野高史、不破万作…一緒にNHKで大道具のアルバイト。
・柄本明、ベンガル、高田純次、綾田俊樹…東京乾電池の設立メンバー。
・六平直政、井田州彦、神戸浩、
角替和枝、内田春菊、松金よねこ、広岡由里子、宮田早苗
…劇団東京乾電池のメンバー。
・蛭子能収…東京乾電池のポスターを担当、柄本のすすめで舞台に出演。
・イッセー尾形、岩松了、柄本明、小日向文世、斉藤暁、笹野高史、
佐藤B作、高田純次、萩原流行、ベンガル、村井国夫、
久本朋子、吉田日出子、余貴美子
…劇団自由劇場出身。佐藤B作、笹野高史は同期生。
・串田和美…自由劇場の演出家。串田にスカウトされて自由劇場に入った。
・今村昌平…映画「うなぎ」「カンゾー先生」の監督。
もともと今村映画のファンだった。
・志村けん…テレビ「志村けんのバカ殿様」のコントで共演。
・山本晋也…初出演映画「気分を出してもう一度」(にっかつロマンポルノ)の監督。
・渥美清、伊東四郎、木村拓哉、殿山泰司、中村勘三郎、三木のり平、役所広司
…好きな役者。
・生瀬勝久、小池栄子…柄本のファン。
・安藤サクラ…長男の妻。結婚前に柄本家に住んでいた。
・奥田瑛二&安藤和津…安藤サクラ(長男の妻)の両親。
・角替和枝…81年結婚。東京乾電池出身。※18年他界(享年64)
・子供:
長女…22歳(=05.11現在)。映画制作の仕事をしている(=12.07現在)。
長男…柄本佑。86.12.16誕生。俳優。
次男…柄本時生。89.10.17誕生。俳優。
■柄本明
□エピソードなど
・高校卒業後、旭産商に営業マンとして2年間勤務。
ドイツ製の精密機械を扱う小規模の商社。
営業成績が良かった。
商談を電話ですませて映画を観ていた。
・サラリーマン時代、仕事と両立可能な小さな劇団に所属。
・「『どん底』における民族学的分析」というアナーキーな芝居を観て役者に憧れ、
翌年の「新年の訓示」の最中にどうにも会社が嫌になり、そのまま上司に相談して退社。
・NHKで大道具のアルバイトをやっていた。
紅白歌合戦などの音楽番組を担当。
初任給2万円の時代に15万円稼いでいた。
・大道具の手伝いで行った時に役者として誘われて自由劇場に入団(=74年)。
・劇団東京乾電池を設立(=77年)。
・「力が抜けるようなくだらない作品をやりたい」と思って東京乾電池を結成した。
・東京乾電池時代、「劇団内恋愛」と「酒場での芝居の話」を御法度にしたが、
恋愛の方はまっ先に自分が破ってしまった。
・東京乾電池の新人オーディションで合格させるのは地味で目立たないタイプ。
クラスの人気者タイプや「芝居で人を感動させたい」というタイプの人はNG。
・東京乾電池の舞台は人物設定のみでいきなり稽古して良かったものを残して台本を作る。
・役者という職業は潜在的失業者だと思っている。
・日活ロマンポルノ「ミスター・ジレンマの色情狂い」に出演(=79年)。
・映画「空がこんなに青いわけがない」監督(映画初監督=92年)。
・チェーホフの一人芝居「煙草の害について」主演(=93年)。
・映画「カンゾー先生」で日本アカデミー最優秀主演男優賞(=98年度)。
・映画「ゼブラーマン」にカニの怪人役で出演(=04年)。
・小津安二郎の映画「長屋紳士録」を自らの演出で舞台化(=05年)。
・フランス、ロシア、ルーマニア、モルドバで日本語のひとり芝居を上演。
・出演した映画が1年間に14本公開(=08年)。
凡例:20.01現在=2020年1月現在