林家正蔵(9代目)

林家正蔵(9代目)


■林家正蔵(はやしや しょうぞう)(9代目)

 

□肩書き

 落語家 タレント 俳優 

 

□本名

 海老名泰孝

 

□旧芸名

 林家こぶ平

 

□生年

 1962(昭和37)12.01(射手座/A型)

 

□出身地

 東京都台東区根岸

 

□出身校

 寛永寺幼稚園

 台東区立根岸小学校

 台東区立忍岡中学校

 都立竹台高校卒業

 

□略歴(満年齢)

 87年(25歳)真打ち昇進。

 94年(32歳)ドラマ「ドリームガール」出演。

 05年(43歳)9代目林家正蔵を襲名。

 ※他の主な出演:

  映画 「学校の怪談」「カラフル」「東京家族」

      ドラマ「さすらい刑事旅情編」「あんどーなつ」「ハンチョウ 警視庁安積班」

  テレビ「クイズところ変れば!?」「笑っていいとも!」「モグモグGOMBO」

  CM  「二木ゴルフ」「二木の菓子」「学生援護会」

 

□趣味

 読書 音楽鑑賞 パソコン 眼鏡収集

 

□特技

 サックス

 

□サイズ

 168㎝ 靴のサイズ26.5㎝

 

□特記事項

・父親は初代林家三平

・母親は海老名香葉子

・姉は海老名美どり

・姉は泰葉

・弟は2代目林家三平

・長男は林家たま平


■林家正蔵

 

□幼少時代〜

・父親は落語家の初代林家三平。

・祖父は落語家の7代目林家正蔵(江戸の林家の宗家)。

・姉が2人(10歳年上と1歳年上)、弟(8歳年下)がいる。

・代々江戸っ子。

・4歳頃までうまく話せなかったらしい。

・おばあちゃん子だった。

・父親がテレビ番組で落語をやる時は家族と弟子が全員正座して見た。

・姉のおさがりの洋服を着ていた。

・普段は質素な生活だったが3ヵ月に1回銀座の資生堂パーラーや帝国ホテルで食事会があった。

・子供の頃、家に父親の内弟子が多い時は25人〜30人いた。

・子供の頃、毎日紅茶キノコのエキスを飲まされた。

・子供の頃、将来昆虫学者、画家、大工、プロレスラーになりたいと思っていた。

・小学校時代、父親が芸能人という事でイジメられた。

・小学校時代、授業参観に父親が紋付袴で来て小咄を披露。

・小学校時代、走るのがとても遅かった。野球のレフト前ヒットでアウトになった。

・小学校時代、女の子にラブレターを何通も出した。

・小3の時、大阪万博で観客1万人を前に父親に言われるままに小噺を披露してウケた。

・中学時代、ブラスバンド部。姉(泰葉)に「入らないといじめる」とおどかされて入部した。

・中学時代、ジャズに熱中。レコードを集めてジャズ喫茶に通った。

・中3の時、初デートで隅田川の花火大会に行った。

・13歳の時にセックスを初体験(=ネタか?)。

・好きな女の子に自分からなかなかアプローチ出来なかった。

・嬉しくて興奮するとよく鼻血が出た。

・学生時代、不良だったらしい。


■林家正蔵

 

□私生活①

・好物…まぜごはん。オムライス。カレーライス(大好物)。

 ドライカレー。スープカレー。カレーうどん(多い時は週に5回)。

 ラーメン(大好物)。タンメン(大好物)。

 もやしソバ。もんじゃ焼き。コロッケパン。

 ひとだね鍋。キャベツしゃぶしゃぶ。ロールキャベツ。

 餃子(大好物、専門店だけで3000軒チェックした)。

 豚の生姜焼き。ゆでたん。マグロ。納豆。

 パイナップル。大福。どら焼き。アイスもなか。甘いもの。

・嫌いな食べ物…豚足。鳥肉とカシューナッツ炒め。

・食べる事が大好き。

 毎月の外食費は200〜300万円。

 毎朝トイレでグルメ雑誌を読んで何を食べるか決める。

 20歳の頃からグルメノートを付けている。

 ※グルメ雑誌に連載

・東京の和菓子に詳しい。

・得意料理…牛丼(仕込みに3日かけて作る)。

   カレーライス(テールを使ってスープから作る)。

・酒が好き。好きな酒はワイン。

・健康法…ウォーキング(毎朝上野を落語の練習をしながら40分)。

・持病…痔。

・毛深い体質。

・涙もろい。感動すると良く泣く。

・眠れない時はグレープフルーツの匂いを嗅ぐ。

・読書が大好き。月15〜20冊読む。

・好きな歌手…平原綾香(ライブに行く)。

・ジャズが大好き。

 中学時代からジャズのレコードを集めている(約3万枚)。

 自宅地下のオーディオルームがある。

   ひとりになりたい時はオーディオルームにこもる。

・好きなブランド…コムデギャルソン(300万円分まとめて買う)。

・ペット…

 犬(名前はきなこ、1歳=19.11現在)。

 犬(名前はコロネ、牝9歳、芸ができる=19.11現在)。

・スッポンを飼った事がある。


■林家正蔵

 

□私生活②

・いきつけ:

 寿司「新高勢」(浅草、父親の代から通っている)。

 「釜めし むつみ」(浅草=11.10現在)。

 ラーメン「来集軒」(浅草、父親の代から通っている、もやしそば=15.07現在)。

 お好み焼き「きん角」(浅草、パンカツ)。

 焼肉「本とさや」(浅草=15.04現在)。

 串焼き「むぎとろ」(浅草)。

 うなぎ「色川」(浅草、父親の代から通っている=13.05現在)。

 うなぎ「初小川」(浅草)。

 レストラン「香味屋」(浅草、子供の頃から通っている)。

 レストラン「DANI'S table」(港区青山、仙草ゼリー=13.01現在)。

 イタリアン「アトーレ」(ホテル西洋B1)。

 ロシア料理「ストロバヤ」(浅草、家族でよく行く、キャベツロール=11.10現在)。

 中華「一寸亭」(谷中、10年以上通っている)。

 中華「栄楽」(西日暮里=13.05現在)。

   中華「餃子の王さま」(浅草、タンメン=13.01現在)。

 バー「バーレー」(浅草)。

・ファミレスが大好き。記念に砂糖のビンなど持って帰る。

・毎年正月に祖父の代からのいきつけの「富士屋履物店」で下駄を新調する。

・毎年大晦日に浅草寺で除夜の鐘を撞く。

・谷中墓地が散歩コース。散歩しながら落語の稽古をする。

・母親は箸の持ち方、髪形、テレビ番組でのコメントなどをダメ出しされる。

・家でうかない顔をしていると家族・弟子(総勢18名)の前で悩みを告白させられる。

・当時幼稚園児だった長女に「お父さんウワキしたの?」と聞かれた事がある。

・長女に直接言いにくい事はぬいぐるみの口を借りて言った。

・長男は6歳の時に「林家小ぶた」の芸名で林家一門の高座に上がった。

・長男は高校時代にラグビーの東京選抜メンバーに選ばれた。

・次男は甲子園を目指して野球をやっていた。

・妻は結婚前は物静かで声が小さいタイプだったが、結婚してすぐに海老名家に染まって

 はきはき元気で話すようになった。

・妻と手をつないで寝る。

・お金の管理は全て妻にまかせている。

・夫婦喧嘩をすると妻から軟式のテニスボールを投げ付けられる(妻は元テニス部)。

・女性に対してマメに連絡を取るので「林家マメ平」と呼ばれた。

・年上の女性が好き。

・若い頃にはとバスのバスガイドと交際(文通)をしてした。

・元風俗嬢との交際釈明会見で「大阪なら大丈夫と思ったんです」と発言(=96年)。

・共演者の女性を必ず口説くらしい。

・女性を口説く時は赤ちゃん言葉になるらしい。

・隠れ家的レストランで食事後に自宅でジャズのレコードを聴かせて口説くらしい。


■林家正蔵

 

□人間関係

・所ジョージ…家族ぐるみのつきあい。所を「先生」と呼んで慕っている。

 同じ美容院に通っている。

・片岡孝太郎…友人。正蔵の自宅に遊びに来た事がある。

・東国原英夫…友人。若い頃にコンビを組んでお笑いのネタを考えた。

 若い頃によく一緒に飲んだ。

・笠井信輔…友人。毎年正月に正蔵の自宅に遊びに来る。

・島崎和歌子…友人。飲み友達。

・假屋崎省吾、木梨憲武…友人。

・春風亭小朝、笑福亭鶴瓶、立川志の輔、春風亭昇太、柳家花緑

 …落語界の革新を目指して「六人の会」を結成(=03年)。

・ヒロミ…バラエティ「モグモグGOMBO」で共演。

 仕事上でも年齢的にも自分が先輩なのになぜか「ヒロミさん」と呼んでしまう。

・食始(たべはじめ、放送作家)、平成モンド兄弟、吹越満、梅垣義朗、佐藤正宏、

 久本雅美、柴田理恵…劇団WAHAHA本舗の立ち上げメンバー。

 正蔵は一時食始の家に居候していた。

・片岡鶴太郎…高校の先輩。

・坂田明、本田俊之…サックスの師匠。

・林家こん平…父親の他界後にこん平に弟子入りした。

・林家ペー…父親の内弟子として一緒に住んでいた。

・榊原郁恵…学生時代榊原の大ファンでファーストコンサートに行った。

・小幡和男…小〜中学時代の同級生。※「ウチくる!?」に出演(=03年)

・峰竜太…義兄(海老名美どりの夫)。

・春風亭小朝…義兄(姉・泰葉の夫)。

・海老名香葉子…母。エッセイスト。

・海老名美どり…姉。タレント。

・泰葉…姉。元ジャズシンガー。毎日のように電話で話す。

・林家いっ平…弟。

・高樹沙耶、高木美保、西田ひかる…交際を噂された。

・有希子…84.06入籍。同い年の幼馴染み(初恋の相手らしい)。

 猛アタックで口説いて「俺のミニーマウスになってくれ」とプロポーズした。

・子供:

 長女…あづき。90.11.02誕生。舞台制作の仕事をしている(=13.05現在)。

 長男…林家たま平。94.05.29誕生。13年に正蔵に弟子入り。

 次男…林家よろこぶ。泰宏。高1(=13.05現在)。


■林家正蔵

 

□エピソードなど

・5歳の時、映画「踊りの教室」で父親と共演。

・子役としてドラマ「一心太助」第16話に出演(長台詞があった=72年)。

・子供の頃、「笑点」のちびっこ大喜利、「ロンパールーム」に出演。

・落語協会に入る(=78年)。

・高校入学と同時に頭を丸めて父親に弟子入りを志願、3回目で認められた。

   放課後は前座として1年中下働き。修学旅行に行けなかった。

・前座時代、失敗をして父親によく殴られた。

・80年秋に父・林家三平が肝臓ガンで他界。

 死ぬ直前に芸の神髄として「明るく元気に一生懸命」というスローガンを教えられた。

 最後の言葉は「お名前は?」と訊かれて「加山雄三です」というボケだった(=ネタか?)。

・二ツ目に昇進した頃から仕事が激減。

・落語と違う世界も見ておこうと思って劇団WAHAHA本舗の創立に参加(=84年)。

 第1回公演で全裸で股間に天狗のお面を付けて登場して、

 母親に「そんな事してないで早く真打ちを目指しなさい」と叱られた。

・最年少&13人抜きで真打ちに昇進して「親の七光り」と陰口を言われた。

・テレビアニメ「タッチ」に声優として出演(=85年)。

・CM「二木ゴルフ」で得意のサックスを披露。

・雑誌にジャズ評論を執筆。

・アニメ映画「ジャングル大帝」に声優として出演(=97年)。

・仕事の合間をぬって高座にはできるだけ出るようにしている。

・自宅近くに父親の記念館「ねぎし三平堂」がある。

・30代後半から古典落語に専念するようになった。

・アドリブに弱い。

・テレビ「笑っていいとも!」の企画でダイエットに挑戦して83㎏から72㎏まで減量。

・自宅を「情報ツウ」で公開(=03年6月13日放送分)。

・自宅の落語場で毎月落語会を開催。

・林家一門は下ネタ禁止。宴会でも脱いではいけない。

・林家一門はバクチはご法度(運を使ってしまうから)。

・正月に林家正蔵の自宅に一門の者が集まって元旦から3日間新年会。

・年に数回林家一門で旅行に行く。

・全国各地の弟子の関係者からいろいろな食材がしょっちゅう届く。

・林家正蔵襲名パレードに約14万5000人が集まった(=05年)。

 義兄・春風亭小朝がプロデュース。

・林家一門は総勢約50名(=05.06現在)。

・林家正蔵は林家一門の最高峰。

・城西国際大学人文学部の客員教授に就任(=05年)。

・襲名披露興行の祝儀の一部を含む総額1億2000万円の所得隠しが発覚(=07年)。

・4代続けて落語家は史上初(祖父、父親、正蔵、たま平)。

・落語協会副会長に就任(=14年)。

凡例:19.01現在=2019年1月現在