役所広司

役所広司


■役所広司(やくしょ こうじ)

 

□肩書き

 俳優

 

□本名

 橋本広司

 

□生年

 1956(昭和31)01.01(山羊座/AB型)

 

□出身地

 長崎県諌早市

 

□出身校

 県立木村工業高校

 

□略歴

 80年(24歳)朝ドラ「なっちゃんの写真館」出演。

 83年(27歳)大河ドラマ「徳川家康」出演。

 96年(40歳)映画「Shall we ダンス?」主演。

 ※他の主な出演:

  舞台 「椿姫」「巌流島」「ふたたびの恋」

  映画 「赤い橋の下のぬるい水」「失楽園」「うなぎ」

  ドラマ「三匹が斬る!」「チョッちゃん」「花の乱」

  テレビ「ガイアの夜明け」

  CM  「キリンビール 一番搾り」「セイコーエプソン カラリオ」「大和ハウス工業」

 

□趣味

 ゲーム ギター 格闘技観戦 日曜大工 草むしり 乗馬 ドライブ

 

□サイズ

 179㎝ 

■役所広司

 

□幼少時代〜

・実家は飲料水の製造販売業。

 ジュースを菓子屋や映画館に売っていた。

・男ばかりの5人兄弟の末っ子。

・おばあちゃん子だった。

・アーケード街の裏通りで育った。

・家は裕福ではなかった。

 食べていくのがやっとという生活だった。

・ものごころついた頃から家業の手伝いをした。

・ものごころついた頃から街の映画館に通った。

 家の手伝いで飲料水を配達した映画館でタダで観せて貰った。

 フランス映画から愛や性を学んだ。

・やんちゃな子供だった。よくケンカをした。

・小学校時代、よく通知表に「熱しやすくさめやすい性格」と書かれた。

・小6の時、自作の詩が朝日新聞長崎版に掲載された。

・高2の時、怒鳴り合いの親子喧嘩をした翌日に父親が脳溢血で倒れた。

 その後約5年間寝たきりだった。

・バスケットボールをやっていた。

■役所広司

 

□私生活

・好物…親子丼。ラーメン(大好物、若い頃は1日3食)。

   パクチー炒め。コンニャクステーキ。ピーナッツ。

   カンロ飴(子供の頃、朝起きないと祖母がおめざとして食べさせてくれた)。

 甘いもの。

・嫌いな食べ物…アンチョビ。

・得意料理…カレーライス。

・酒が好き。好きな酒はウオッカ。

 長期滞在するホテルには毎晩酔って帰る役所用の車イスが用意されている。

 二日酔いで現場に行って自分で良く判らずに演技をする事がある。

・何度も禁煙にチャレンジして何度も挫折。

・古材を使ってテーブルや箱を作る。

 チェーンソーなど様々な大工道具を所有。

 飾ってある大工道具を眺めるのが大好き。

 海外に行くとホームセンターで現地の大工道具を買う。

・自粛期間中に断捨離をした(=20年)。

・腕時計が好き。

・カラオケの十八番…「ラブ・イズ・オーバー」「あんたのバラード」。

・ペット…犬(犬種不明、名前はプチ、14歳以上=12.02現在)。

・別荘がある所…八ヶ岳(ログハウス、自分で手を入れた)。

・いきつけ…喫茶「ロサバリエ」(京都=18.08現在)。

・自転車を愛用。

・クルマで北海道や九州に行った事がある。

・本屋に行くとトイレに行きたくなる。

・スーパーマーケットが好き。

・デパートは人とモノが多すぎて苦手。

・人混みが苦手。

・方向音痴。自転車で路地を散策中によく迷子になる。

・千代田区役所時代の同期と現在も親交がある(LINEで繋がっている=23.12現在)。

■役所広司

 

□人間関係

・益岡徹…友人。無名塾出身。

 若い頃によく一緒に飲んだ。

 売れない頃に益岡の恋人にオゴって貰っていた。

・宅麻伸…友人。大河ドラマ「徳川家康」で共演。

・池上季実子…子供同士が同級生。

・薬丸裕英…同じスポーツクラブ。

・黒木瞳…映画「失楽園」で共演(ラブシーン多数)。

・高橋英樹、春風亭小朝…ドラマ「三匹が斬る!」で長年共演。

・田中実、役所広司、真木よう子、若村麻由美、中原果南

 …無名塾出身。若村は同期入団。

・仲代達矢…無名塾主宰。芸名の名付け親。

 売れない頃にバイトで仲代達矢の家の草むしりをやった。

   映画「金融腐食列島 呪縛」で初の本格共演(=99年)。

・ニキータ・ミハルコフ…日ソ合作映画「オーロラの下で」で共演(=90年)。

・柄本明、金子貴俊、平岳大、比企理恵…役所のファン。

・田島みるく…漫画家。役所のファン。

 対談で300万円のカシミヤのマフラーをプレゼントしてくれた。

・河津左衛子…俳優。無名塾の先輩。82年結婚。4歳年上。

・子供:

   長男…橋本一郎。1985.10.17誕生。俳優。

■役所広司

 

□エピソードなど

・高校卒業後、千代田区役所土木部道路科に4年間勤務。

 千代田区管内の道路工事の図面設計や現場監督などに従事。

 通勤ラッシュが大の苦手だった(貧血になった)。

 遅刻・無断欠勤の常習犯、酒を飲むと一文無しになるまで飲んでいて懲戒免職寸前だった。

・区役所の同僚からチケットを貰って舞台「どん底」を見て感動して役者を志した。

 ※チケットをくれた同僚(女性)は毎回舞台を観にきてくれる

・倍率200倍を突破して無名塾のオーディションに合格(800人受験して4人合格=78年)。

・無名塾のオーディションの履歴書に「顔は長くてごっついが、心はまろやか優男。

 人の難儀を見たならば、一文なしでも助けにいく。それが僕です」と書いた。

・無名塾の入塾式に2時間遅刻して仲代達矢にこっぴどくしかられた。

・無名塾はアルバイト禁止だったが仕送りを貰っていなかったので特別に認めて貰った。

・アルバイト歴…カレーライス屋。日雇いの肉体労働。

・自転車で40分かけて無名塾の稽古場に通った。

・芸名の「役所」は前職の「区役所」から仲代達矢が命名。

・映画「Shall we ダンス?」のダンスシーンはふきかえ一切なし。

 クランキインの3ヵ月前から約70時間練習。

・映画「Shall we ダンス?」がアメリカで公開されてヒット(=97年)。

・トーク番組は苦手。

・若い頃から実年齢より10歳くらい上の役が多かった。「失楽園」は12歳上の役。

・映画「うなぎ」がカンヌ映画祭でグランプリ(=97年)。

・経済ドキュメンタリー番組「ガイアの夜明け」に案内人として出演。

・アメリカのアニメ映画「森のリトル・ギャング」日本語吹替版声優(=06年)。

・「九州の没落した大実業家の御曹司」と噂された事がある(事実無根)。

・映画「象の背中」の役作り(ガン患者)で物語の進行にあわせて40日間で10㎏減量(=07年)。

・日本アカデミー最優秀主演男優賞3回。

 「Shall we ダンス?」(96年度)「うなぎ」(97年度)「孤狼の血」(18年度)

・映画「PERFECT DAYS」でカンヌ映画祭最優秀男優賞(=23年)。

 ※ヴィム・ヴェンダース監督作品