平尾昌晃

平尾昌晃


■平尾昌晃(ひらお まさあき)

 

□肩書き

 歌手 作曲家

 

□本名

 平尾勇

 

□旧芸名

 平尾昌章

 

□生年

 1937(昭和12)12.24(山羊座)

 

□没年

 2017(平成29)07.21(享年79)肺炎

 

□出身地

 神奈川県茅ヶ崎市

 

□出身校

 慶応高校中退

 日本ジャズ学校

 

□略歴(満年齢)

 58年(18歳)「星は何でも知っている」がヒット。

 59年(19歳)「ミヨちゃん」がヒット。

 73年(33歳)五木ひろしのレコード大賞受賞曲「夜空」を作曲。

 ※他の主な仕事:

  映画「恋の片道切符」「夕陽に赤い俺の顔」

  ドラマ「切り裂かれた時間」

  テレビ「やじうまワイド」「ものまねバトル」「徹子の部屋」

  楽曲「ダイアナ」「恋の片道切符」「カナダからの手紙」 

  作曲「霧の摩周湖」「瀬戸の花嫁」「二人でお酒を」

 

□趣味

 競馬 オートレース ゴルフ

 

□特記事項

・三男は平尾勇気


■平尾昌晃

 

□幼少時代〜

・父親は大手化粧品会社レートクレーム本舗の社長(3代目)。

 祖父は2代目社長。

・兄がいる。

・小2の時、空襲で代々木の600坪の家が焼けて湘南の別荘に引っ越した。

・父親は邦楽好きだった。お供で父親の練習に行った。

・家族全員がクラシックの楽器が演奏できた。

・両親が人を呼んでよく自宅でダンスパーティーを開催した。

 アメリカ人将校の前で「キス・オブ・ファイア」などの歌を披露した。

 アメリカ人将校からレコードをプレゼントして貰った。

・小学校時代から洋楽を聴いていた。

 

□私生活

・好物…小魚。栗きんつば。おはぎ。

 インスタントコーヒー(毎朝飲む)。甘いもの。

・若い頃は野菜は食べられなかった。

・酒は飲めないが酒場は好き(ウーロン茶で付き合う)。

・若い頃は体が弱かった。

・30歳の頃に結核を患って信州で3年間療養(手術を2回受けた)。

・一度気に入ったモノは長く愛用する。

 インスタントコーヒー、髭剃り用カミソリ、美容室、など。

・非売品のテレホンカードを1000枚以上所有。

・大の巨人ファン。巨人が負けると不機嫌になる。

・競争馬を所有(スーパーミヨチャンほか)。

・自宅マンション駐車場のクルマから50万円相当のゴルフ用具を盗まれた(=93年)。

・若い頃はプレーボーイとして名を馳せた。


■平尾昌晃

 

□人間関係

・長嶋茂雄…友人。

 長嶋の現役時代によく球場のベンチで練習を見学させて貰った。

・岡本夏生…友人。

・平尾昌晃、山下敬二郎、ミッキー・カーチス

 …デビュー当時に「ロカビリー3人男」と呼ばれた。

・川島なお美、石野真子、松田聖子、笹峰愛、武内由紀子(大阪パフォーマンスドール) 

   …平尾昌晃ミュージックスクールの生徒。

・池波志乃…カラオケ教室の生徒。

・松村邦洋…平尾昌晃のカラオケ教室に通っていた。

・畑中葉子…デュエット曲「カナダからの手紙」をリリース(=78年)。

・風吹ジュン…交際を噂された。

・最初の妻…72年結婚。

・小沢深雪…元歌手。78年結婚。

・3番目の妻…元マネージャー。13年結婚。

・子供:

 長男。※母親は最初の妻

 次男。※母親は小沢深雪

 三男…平尾勇気。81.03.10誕生。歌手、DJ。※母親は小沢深雪


■平尾昌晃

 

□エピソードなど

・高1の時、ウエスタンバンドに参加。

・第1回日劇ウエスタンカーニバルに出演(=58年)。

・ウエスタンカーニバルでステージに敷いたゴザに横たわって演奏した。

・「リトル・ダーリン」でレコードデビュー(=58年)。

・若い頃は目立つために真っ赤なジャケットを愛用。

・ライブで童謡や民謡をロックにアレンジして歌っていた。

・役者を志して文学座に通った。

・日本のシンガーソングライターの草分け的存在。

・拳銃不法所持で逮捕(10ヵ月謹慎=65年)

 謹慎中、貯金をしていなかったので税金を払うと生活に困り、

 東京五輪の売れ残りグッズの行商でピンチを脱出。

・作曲を始めた頃、FAXが普及していなかったので、

 アレンジャーと連日電話で打ち合わせをして電話代が月に30万円以上かかった。

・作曲家として3000曲以上を作曲。

 「わたしの城下町」「瀬戸の花嫁」「霧の摩周湖」「夜空」「よこはま・たそがれ」

 「草原の輝き」「うそ」「二人でお酒を」などが。

・ドラマ「熱中時代」「必殺」シリーズ、アニメ「キャプテンハーロック」「銀河鉄道999」、

   宝塚の舞台「ベルサイユのばら」の音楽を担当。

・「作曲家」と呼ばれるのが嫌い(「家」がつくのが重荷)。

・「平尾正晃プロアマチャリティーゴルフトーナメント」を毎年開催(=75年〜)。

・93年に心筋梗塞で倒れるまでは毎年80本以上のライブを開催。

・歌、演技、ダンス、日本語を教える上海平和音楽進修学校を設立(名誉校長=97年)。

・平尾正晃の歌謡教室を全国8校で展開(=98.05現在)。

・主宰するカラオケ教室で級・段を設定(厳しい昇級試験)。生徒は4歳から80歳まで。

・地球環境保護を訴えるメッセージソング「やすらぎの時代(とき)へ」を制作。

・風水温泉のぞみ(茨城県ひたちなか市)をプロデュース(=01年)。

凡例:20.01現在=2020年1月現在