島田洋七
■島田洋七(しまだ ようしち)
□肩書き
芸人 タレント
□所属コンビ
B&B(左側のBは左右反転したB)
□本名
徳永昭広
□旧芸名
島田洋一
□生年
1950(昭和25)02.10(水瓶座/O型)
□出身地
広島県広島市
□出身校
佐賀市立城南中学校
広陵高校
広島工業大学中退
□略歴(満年齢)
75年(25歳)B&Bを結成。
81年(31歳)テレビ「オレたちひょうきん族」出演。
04年(54歳)エッセイ集「佐賀のがばいばあちゃん」出版。
※他の主な出演:
舞台 「島田洋七のお笑い佐賀のがばいばあちゃん」
映画 「THE HEART MAN」
ドラマ「池袋ウエストゲートパーク」「エプロンおばさん」
テレビ「花王名人劇場」「笑ってる場合ですよ!」「平成教育委員会」
ラジオ「それゆけ洋七! 元気丸」
□趣味
料理 家庭菜園 海外旅行 ドライブ 野球 ゴルフ 釣り
■島田洋七
□幼少時代〜
・両親は居酒屋を経営。
・母親は元モデル。
・6歳年上の兄がいる。
・2歳の頃、被爆した父親が他界。
・母親は綺麗でとても明るい性格の人だった。
・7歳まで過ごした広島時代の事はほとんど覚えていない。
・小2から中学卒業まで佐賀の母方の祖母に預けられて祖母とふたり暮らしをした。
祖母が性格が明るくバイタリティーあふれる人でその影響でメゲない性格になった。
洋七「(通知表を見せて)1ばかりでごめんね」祖母「かめへん、足したら5になる」。
洋七「最近、おかずがないね」祖母「明日はごはんもないよ」。
※祖母は89年に他界(享年92)
・祖母の家はボロボロの藁葺きで貧乏だった。
上流の市場が捨てて流れて来るはんぱものの野菜などを川で拾って食べた。
毎朝ご飯をかまどで炊いて風呂に水を入れる事を手伝った。
風呂の水は家のすぐ前を流れていた川の水をバケツを使って汲んだ。
・小学校時代、運動会の時にいつもと同じ梅干しと生姜だけのお弁当をひとりで食べていると
毎年担任の先生が来て「お腹が痛いから弁当を取り替えてくれ」と言ってくれた。
・小学校時代、運動が得意で徒競走はいつも一番だった。
・中学時代、炭運びのアルバイトをしていた。
・中学〜高校時代、野球部。
中1から1番サードでレギュラー、中3の時はキャプテン。
特待生で野球の名門・広陵高校に進学。
プロ野球選手を志していたが高2の時に左肘を故障して送球ができなくなって断念した。
・学生時代、数学と体育は得意で他の科目は全部ダメだった。
・大学時代、広島の八百屋で住み込みのアルバイト。風邪をひいた店長の代理でセリに行った。
■島田洋七
□私生活
・好物…寿司(大好物、夕食の9割は寿司)。おでん(大好物)。
サバ(大好物、毎日食べる)。一口香(いっこっこ、佐賀の名物)。自家製豆乳。
・得意料理…寿司(自宅に寿司カウンターがある、見よう見まねで握り方を覚えた)。
中華料理(自宅に業務用のバーナーがある)。
・自宅の土間にある昔ながらのかまどでごはんを炊く。
・モノを噛む癖がある。電話線を噛み切った事がある。
・自宅リビングに囲炉裏が5つある。
・自ら割った薪を使う薪ストーブを愛用。
・自宅ではリビングにふとんを敷いて寝る。
・台所に業務用ガスコンロがある。
・自宅の庭の家庭菜園できゅうり、ゴーヤ、トマト、なすびなどを栽培。
・近所の人が野菜や漬物を持ってきてくれる。
・駆け落ちした時に持ってきた中華鍋を今でも使っている(=99.09現在)。
・ストレス解消法…自宅の庭でほした布団めがけてトスバッティング(妻に投げて貰う)。
・大儲けした時に「何でも買える」と思って以来、物欲がなくなった。
・ペット…犬4匹(=04.01現在)。
・住んでいる所…佐賀県東与賀町(02年落成、土地300坪、建坪70坪、庭に露天風呂がある、
釘を殆ど使っていない木造平屋、佐賀の祖母の家をイメージして建てた=16.10現在)。
自宅の周りにあるのは田んぼばかり。
・羽田空港のそばに仕事用の6畳のワンルームを借りている。
・いきつけ…魚料理「せいもん払い」(博多、週1ペースで行く)。
・ひと月のこづかいは150万円。
・義母の介護の為に佐賀に家を建てて引っ越した。
「余命2週間」と診断された義母はその後14年間生きた(14年他界、享年90)。
・5人の女性を同時に囲っていてほとんど家に帰らなかった時期があった。
・妻と駆け落ちして上京した日にホテルニューオータニのスイートルームに泊まった。
・妻は犬が大好き。
・妻に「慰謝料5億円払うから離婚してくれ」と頼んだが金額が多すぎて本気にされなかった。
■島田洋七
□人間関係
・ビートたけし…親友。飲み仲間。漫才ブームの頃からの仲良し。
約6年間たけしの家の居候、毎日たけしと軍団に食事を作ってあげた。
たけしがフライデー事件で謹慎中に毎週石垣島に遊びに行った。
・間寛平…若い頃に島田の家に居候していた。
悩んで部屋に引きこもっていた時に間に助けて貰った。
漫才コンビを結成(=89年)。
・島田紳助…弟弟子。
・島田洋之介・今喜多代…師匠。71年入門。1ヵ月通って入門を許された。
・萩原芳樹…B&Bの最初の相方。失踪してコンビ解消(後に放送作家になった)。
・上方よしお…B&Bの2番目の相方、約2年続いたが上京をよしおが拒んだ為にコンビ解散。
・島田洋八…B&Bの3番目の相方。83年解散、97年再結成。
コンビ結成当初連日8時間練習して漫才の基本を叩き込んだ。
当初はネタでなく洋八の岡山弁のなまりで笑われていた。
・玉袋筋太郎…約半年間洋七の付き人をしていた。
・東尾修…友人。
・越前屋俵太…映画「THE HEART MAN」に主演。
・ツービート、紳助・竜介、今いくよくるよ、ザ・ぼんち、オール阪神巨人
…漫才ブームの頃に活躍した漫才コンビ。
・徳永律子…74年入籍。93年挙式。
佐賀のデパートで一目惚れして連日の電話攻勢で口説いた。出会って3ヵ月で駆け落ちした。
※「ジャスト」にVTR出演(=04年1月29日放送分)
・子供:
長女…尚美。74年誕生。看護婦。
長男…憲昭。77年誕生。憲昭。吉本興業所属のタレント。
※孫…葵。2歳(=07.06現在)。長女の子供。
■島田洋七
□エピソードなど
・付き人時代、収入ゼロだったので妻が繊維問屋で経理をやって生活を支えてくれた。
当時住んでいたのは大阪市住吉区の四畳半のアパート(家賃4700円)。
・お金がない頃のエピソード:
妻に「貧乏は嫌」と言われて「貧乏ごっこをしていると思え」と言い返した。
食べるものがないので寄席の客席の弁当の残りをあさって食中毒になった。
妻の給料日に間寛平と一緒に会社の前で待っていて3人でチャーシューメンを食べた。
・売り出しの頃、仕事がない時はスナックでアルバイトをしたりトラックで野菜を運んだりした。
・B&Bは10日だけアルバイトをしたディスコの名前。
・デビュー当時、年齢を7歳若くサバをよんでいた。
・全国放送の番組に出たいと思って吉本興業を辞めて上京。
・東京に出てきた当初の月給は15万円だった。
・漫才ブーム全盛期はレギュラー19本で寝る暇がない忙しさだった。
月〜金帯のレギュラーが3本あった(テレビ2本、ラジオ1本)。
帯番組をカウントすると月に300本の番組に出演。
土日は営業。セスナで移動した事があった。
当時の年収は約8億円。
・漫才ブームの頃は滅多に自宅に帰らずにホテルに泊まっていた。
・給料は現金手渡しで1000万円以上は箱入り、残りの端数は封筒でくれた。
妻は封筒の方だけが給料でと思って箱は中身を見ないで押入れにしまっていて、
後でチェックしたら現金が3億円以上たまっていた。
・5億円の税金(追徴金)の請求がハガキ1枚で来た(=ネタか?)。
・B&Bは「お笑いスター誕生」の初代グランプリ。
・B&Bの主なギャグ…「もみじまんじゅう」。
・34歳で初めて家族で海外旅行に行くまで「パン」は英語だと思っていた。
・売れている時に広島の実家を建て直そうと解体したが、翌年莫大な税金が来て資金不足になった。
・漫才ブームの後、約7年間仕事をしなかった。
国内外を問わず気ままな旅をしてそれまでに稼いだお金を使い切った。
・長男が荒れて妻を呼び捨てで呼んで用を言い付けた時に「俺の女に何をさせる」と怒って殴った。
・参院選埼玉選挙区に立候補して落選(=95年)。
2週間の選挙戦で8㎏やせた。
・「仕事がないので睡眠薬で自殺を計った」と週刊誌にかかれた事がある。
・映画「THE HERAT MAN」企画・構成・監督・主演(=99年)。
・巣鴨駅前の巣鴨歌謡劇場で劇団「吉本巣鴨人情喜劇 島田洋七一座」を旗揚げ(=00年)。
原作・ 脚本・座長として若手喜劇人らと共演。
・ドラマ「池袋ウエストゲートパーク」にゲスト出演(=00年)。
・2002年から5年間の間『M-1グランプリ』の審査員を担当。※要確認
・エッセイ集「佐賀のがばいばあちゃん」を出版(徳間書店=04年)。
ビートたけしのアドバイスで書いた(タイトルはたけしが考案)。
当初は3000部の自費出版だった。
シリーズ全作で600万部の大ベストセラー(推定印税4億円)。
入試問題に何度も使われた。
「がばいばあちゃん」グッズを大量に発売(食器、カレンダー、ゲームソフトなど)。
・約20年で4000回以上の講演を行った。
1年間で300回以上の講演を行った(=08年)。
台本を用意せずに即興で話す。ウケた話は覚えておいて次回に膨らませて話す。
・自宅を「2時っチャオ」で公開(=07年2月9日放送分)。
・長男・憲昭が「今田ハウジング」に出演(=07年9月5日放送分)。
・熊本地震の際に被災地でチャンポン炊き出しのボランティア。
・YouTubeに笑える動画を投稿。
・副業…
ゲイバー「芸ばあ なにすんのん」(六本木)。
おでん「春吉おでん」(福岡、自宅の庭で作る無農薬の大根を使う=09.04現在)。
もつ鍋「鍋のちカレー」(中央区八丁堀=09.02現在)。
凡例:19.01現在=2019年1月現在