■大村崑(おおむら こん)
□肩書き
俳優
□本名
岡村睦治
□生年
1931(昭和06)11.01(蠍座/O型)
□出身地
兵庫県神戸市長田区東尻池町
□出身校
神戸市立第一機械工業学校
□略歴(満年齢)
58年(27歳)ドラマ「やりくりアパート」出演。
59年(28歳)ドラマ「番頭はんと丁稚どん」出演。
70年(39歳)ドラマ「細うで繁盛記」出演。
※他の主な出演:
映画 「坊っちゃん」「男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎」
ドラマ「頓馬天狗」「おはようさん」「御宿かわせみ」
テレビ「親子でバッチリ!」「おはよう!こどもショー」「徹子の部屋」
CM 「大塚製薬 オロナミンC」「ダイハツ ミゼット」
□趣味
絵手紙 アマチュア無線 庭いじり 家庭菜園
落語観賞 大相撲観戦 ジョギング
■大村崑
□幼少時代〜
・父親は写真屋と電器屋を経営。
・妹が2人いる。
・父親は明るい性格で町内の人気者だった。
・家は裕福だった。
・幼稚園時代、父親に連れられてよく劇場に行って楽屋に置き去りにされた。
父親が女性と食事に行っている間、顔を白塗りされてカツラを付けられて舞台に立った。
・9歳の時、父親が腸チフスで他界。
親族会議の結果、子供がいなかった伯父夫婦の養子になった(母親は籍を抜かれた)。
・養父(伯父)は写真館を経営。
・養母(伯毋)は躾と教育はとても厳しかった。
よく物差しで叩かれた。拳骨で殴られて左耳が難聴になった。
・転校した小学校で「おつむ」というあだ名をつけられ、替え歌でからかわれた。
クラスメイトに笑って貰える事に喜びを感じていた。
・学徒動員で造船所で働いていた。
・戦争直後、進駐軍の闇物資を売る商売をした。
■大村崑
□私生活
・健康法…筋肉トレーニング(旅先にも器具を持って行く)。ジョギング。
・歯が丈夫(自前の歯が全部残っている=14.06現在)。
・全国各地の病院でしょっちゅう検診を受ける。
・食事の後の洗い物を手伝う。
・収集…眼鏡。オルゴール。
・自宅の庭に踏切とSLの車両がある(倉庫)。
・別荘がある所…兵庫県篠山市今田町(敷地800坪=08.07現在)。
※敷地内に小劇場、動物園、自ら集めた有名人の眼鏡博物館(「崑の村」として一般公開)
・いきつけ…
中華「浪曼路」(大阪府豊中市)。
串カツ「プロシェット」(大阪府豊中市夕日丘)。
・外出する時に妻に服を一式選んで貰う。
・妻は好奇心旺盛で語学が堪能。英語、フランス語を話す。
ネイルアート、ドラム、タップダンスが趣味。
語学とカンツォーネの勉強の為に毎年夏に2ヵ月イタリアに留学する。
・妻は所属事務所の社長。
・結婚10年目の頃に妻がアメリカに家出した事があった。
■大村崑
□人間関係
・横山ノック…戦後に一緒に進駐軍からタバコなどを仕入れて闇物資として売っていた。
・岡村瑤子…60.03.01北野天満宮で挙式。
芦屋雁之助、芦屋小雁、大村崑の3組合同で読売テレビのスタジオで合同結婚式。
・子供:
長男…純治。
次男…政治。映像ディレクター(=03.07現在)。
■大村崑
□エピソードなど
・喫茶店、中華料理屋、保険会社で働いていた。
・20歳の頃から約3年間、神戸・三宮のキャバレー「新世紀」でボーイとして働いていた。
「眼鏡のボーイさん」として人気があった。ステージ司会を務めた。
ギャラはチップ制で担当した客が食い逃げすると客の飲食代も負担させられた。
店から逃げようとした客を捕まえて近所に神社で痛めつけた。
店で因縁をつけてきたチンピラとケンカした。
・ドラマ「やりくりアパート」で人気がブレイクした。
・11本の生放送番組にレギュラー出演していた。
・テレビ局のスタジオで結婚式を挙げた(テレビ史上初の結婚式中継)。
・CM「オロナミンC」は結核手術後で体調が良くない時期だったがギャラに釣られて引き受けた。
・大塚製薬の創業者にかわいがられた。創業者の息子と孫4人の結婚式の司会をやった。
・全国各地で講演活動をしている(=16年現在)。
凡例:20.01現在=2020年1月現在