■南田洋子(みなみだ ようこ)
□肩書き
女優
□所属
大映(51年〜55年)
日活(55年〜)
□本名(旧姓)
南田洋子洋子
□別名
かとうようこ(脚本家名)
□生年
1933(昭和08)03.01(魚座/A型)
□出身地
東京都
□出身校
赤羽国民学校
土浦第一高等女学校
文化学院卒業
□略歴(満年齢)
53年(20歳)映画「十代の性典」に出演。
56年(23歳)映画「太陽の季節」に出演。
57年(24歳)映画「幕末太陽伝」に出演。
※他の主な出演:
舞台 「阿修羅のごとく」
映画 「盗まれた欲情」「豚と軍艦」「極道の妻たち 危険な賭け」
ドラマ「虹」「赤い衝撃」「わかば」
□趣味
花札 麻雀 競馬
□特記事項
・夫は長門裕之
■南田洋子
□幼少時代〜
・父親は由緒ある商店を経営。
・母親は日舞の師匠。
・兄と弟がいる。
・父親が競馬馬を持っていたので小学校に入る前から競馬をやっていた。
・小学校時代、近所を巡回するくみとり屋に初恋。
・小学校時代、栃木県塩原に学童疎開。
・建築関係の仕事に就きたいと思っていた。
■南田洋子
□私生活
・好物…黒豆の煮物。大根なます。
・健康法…10時間睡眠。
・結婚直後に直腸ポリープを患った(一時は生死の境をさまよった)。
・05年に認知症を発症。
・ストッキングにこだわりを持っている。
ヘインズのストッキングを愛用。
季節ごとに厚さと色を使い分ける。
ストッキングにあわせて服を買う事がある。
破れた時は腿のあたりで切って和服の時の下着にする。
・ペット…犬(2匹=96.07現在)。
・30頭以上の競走馬を所有。
ダイナアクトレス(7勝)、マスクディア、ムービースターなど。
怪我が心配なのでレース中は自分の馬の脚だけを見る。
・競馬の勝率は85%以上。
スカパーの競馬チャンネルを見て自信があるレースだけ購入。
・ゴルフ歴40年以上、会員権を持っている(=01.04現在)。
・新婚1年目に義父が脳溢血で倒れて寝たきりになり、
74年に亡くなるまで10年以上女優業の傍ら介護をしてくた。
仕事を終えて深夜に帰宅後に義父の汚物の処理をした。
※著書「介護のあのとき」を出版(=98年)
・知り合った頃の長門裕之は新人で月給に10倍の差があった(17万円と170万円)。
・夫はしょっちゅう「愛してるよ」と言ってくれる(頻繁すぎて有り難みがない)。
・夫と一緒に入浴する。
・夫婦各々に舞台や地方ロケがあるので一緒に食卓を囲む事は滅多にない。
・麻雀は夫婦共通の趣味。夫婦でふたり麻雀をする。
・夫が浮気するとすぐに判る。
■南田洋子
□人間関係
・石原裕次郎、岡田真澄…若い頃の遊び仲間。
毎晩銀座で豪遊しておごってあげた。
・高橋英樹、和田浩治、浜田光夫、中尾彬、渡哲也、津川雅彦、
赤木圭一郎、小林旭、川地民夫、岡田真澄、石原裕次郎、長門裕之、
宍戸錠、野呂圭介、名和宏、二谷英明、
和泉雅子、梶芽衣子、吉永小百合、松原智恵子、松尾嘉代、笹森礼子、
浅丘ルリ子、白木万理、芦川いづみ、北原三枝、南田洋子
…日活出身(年齢順)。
・若尾文子、高松英郎…大映第5期ニューフェースの同期生。
・水谷八重子(初代)…文化学院時代に水谷の付き人のアルバイト。
・長門裕之…俳優。61.03.09挙式。1歳年下。
映画「太陽の季節」で恋人役で共演(=56年)。
結婚前に2年間同棲。
「今の僕に必要なので結婚して欲しい」とプロポーズされた。
■南田洋子
□エピソードなど
・ガリ版刷りのアルバイトをした(時期不詳)。
・大映第5期ニューフェース(=51年)。
先生と友人のすすめでオーディションを受けた。
・映画「十代の性典」シリーズでスターの座に就いた。
・夫とともに映画製作プロダクション「人間プロ」を設立(=64年)。
・テレビ映画製作に失敗して当時のお金で2億円の借金。
返済中はスタッフに給料を支払うと月末に全くお金がなくなる事があった。
・多額な借金を抱えていた時も超プラス志向だった。
夫に内緒で銀行へ行って更に1000万円を借りて、夫にクルマ、自分は馬を購入。
・テレビ「ミュージック・フェア」の司会で夫婦共演(65年から16年間)。
・喋るスピードの遅さで番組を降ろされた事がある。
・おしどり夫婦と呼ばれた。
・交通遺児の奨学金募集キャンペーンに長年夫婦でボランティア出演。
・舞台「阿修羅のごとく」で夫婦共演。
・60歳を過ぎてから夫に「ようやくお前も役者らしくなったな」と言われた。
凡例:18.01現在=2018年1月現在