■南こうせつ(みなみ こうせつ)
□肩書き
歌手
□所属グループ
かぐや姫
□本名
南高節
□愛称
おいちゃん
□生年
1949(昭和24)02.13(水瓶座/AB型)
□出身地
大分県竹中村
□出身校
大分市立竹中小学校
大分市立竹中中学校
大分県立舞鶴高校
明治学院大学社会学部中退
□略歴
71年(22歳)かぐや姫としてシングル「青春」でデビュー。
73年(24歳)かぐや姫のシングル「神田川」がヒット。
84年(35歳)ドラマ「東中学3年5組」主演。
※他の主な出演など:
テレビ「誰だって波瀾爆笑」「徹子の部屋」「ごきげんよう」
ラジオ「オールナイトニッポン」「こうせつと仲間たち」
CM「日清オイリオグループ」「ハウス食品」
楽曲(かぐや姫)「赤ちょうちん」「妹」「22歳の別れ」
楽曲(ソロ)「夏の少女」「夢一夜」「北の旅人」
□趣味
釣り 果物・野菜栽培 ガーデニング
□特記事項
・妻は南いくよ
■南こうせつ
□幼少時代〜
・実家は鎌倉時代から続く禅寺・勝光寺。
※長兄が跡を継いだ
・父親は住職。
・4人兄弟の末っ子。
・自然に囲まれた所で育った。
山や川が遊び場だった。山で捕った鳥を食べた(ヒヨドリ、ツグミなど)。
・子供の頃、「少年ジェット」が大好きだった。
・母親は教育熱心だった。「一番の成績を取りなさい」と言われた。
・小学校低学年の頃、風邪の菌が心臓に入って死にかけた。
医者に「この薬が効かなければ駄目かもしれません」と言われた薬が効いた。
・小学校時代、子供用の袈裟を着て父親と一緒に檀家を廻った。
法事の後の宴会で「銀座カンカン娘」「湖畔の宿」などの曲をどんどん覚えた。
三橋美智也の曲を歌っておひねりを貰った(多い時は1日500円)。
・小学校時代、遠足の途中でウ○コをして紙を持っていなかったので石でおしりを拭いた。
・小学校時代、ブランコから落ちて足の骨を骨折(全治3ヵ月)。
・小4の時、ポール・アンカやプレスリーを聞いて衝撃を受けて歌手を志す事を決意した。
・小学校〜中学時代、ヨウコちゃんに片思い。
登校途中に「おはよう」と挨拶しあうのに至上の喜びを感じていた。
・中学時代、大学生の兄が持っていたウクレレを弾き、
おこづかいを貯めてフォークギターを買って独学で練習。
・中学〜高校時代、ラジオにかじりついて音楽を聴いた。
・高校時代、コーラス部(部長)。
後輩の伊勢正三と一緒にアマチュアバンド・ヤングフォークスリーを結成。
・高校時代、ブラトニックラブを希求するグループ「純粋主義者同盟」を結成。
・高校時代、坊主頭だった。
■南こうせつ
□私生活
・好物…赤じそのおにぎり。水炊き。
光りもの(特にしめさば)。芝海老のおこげ。
栗(大好物、自宅の庭に栗の木がある)。
「川上屋」(岐阜県中津川市)の栗きんとん。甘いもの。
・持病…腰痛。
・3:00に寝ても7:00に目が覚めてしまう。
・飛行機が嫌い。大分から北海道まで陸路で行った事がある。
・環境問題に興味関心がある。
・ペット…犬(名前はチャッポ=02年5月現在)。
・自宅の畑(約400坪)で果物、野菜、樹木を育てている。
機械を使わず全て手作業で無農薬。
梅、きゅうり、しそ、タケノコ、唐辛子、トマト、ナス、
ハーブ、蕗、ピーマン、ブルーベリー、豆などを栽培。
自宅の庭で収穫した作物で妻が自家製の梅干しやジャムを作る。
・夜中に庭石の上で月を見て吠えるのが好き。
庭石の上で深夜に月や星見て「この星に自分一人だけ」と思える瞬間が大好き。
・庭の境界線があいまいなので時々他人が勝手に入ってくる(塀や柵はない)。
・自宅の畑に出たマムシを捕まえた事がある。
・自宅の敷地に様々な木を全て自分で植えた。
・住んでいる所…
大分県杵築市(土地約3000坪、土地の購入価格は1坪約1万円=14.12現在)。
09年頃まで水道が来ていなかった(井戸を3本掘った)。
・住んでいた所…山梨県(富士山の二合目、20代半ばから7年間)。
夏の別荘として設計された家だったので冬は零下20℃以下になった。
夏は家族全員全裸で庭でお茶を飲んだ。
・住んでいた所…東京・南青山(高級マンション)。
・地元の街道沿いに毎年コスモスを植える。
・車座になって道路を占拠して酒盛りをして警察を呼ばれた(若い頃)。
・乗っていたタクシーの運転手が心臓発作で運転できなくなった事がある。
・エクアドルで金縛りにあって霊に首を押さえ付けられた事がある(お経を唱えたら退散)。
・次兄は46歳で他界(=90年)。
■南こうせつ
□人間関係
・畑正憲…親友。
・さだまさし…友人。「まさし」と呼ぶ。
さだの歌手生活25周年記念アルバム「季節の栖」にゲスト参加。
・武田鉄矢…友人。こうせつのコンサートに飛び入り参加。
・吉田拓郎…友人。仲人。「拓ちゃん」と呼ぶ。
・松山千春…友人。
・森山良子…友人。
・かまやつひろし…友人。飲み友達。
デビュー当時からの仲。自宅に遊びに来た事がある。
・筑紫哲也…友人。同郷。
・長渕剛…弟分。78年にこうせつのツアーの前座を務めた。
こうせつのコンサートに長渕がサプライズ出演(=19年)。
・小野真弓…南こうせつを「芸能界の父」として慕っている。
・伊勢正三…大分県立舞鶴高校コーラス部の後輩。
高校時代にバンド・ヤングフォークスリーを結成。
・伊勢正三、山田パンダ…かぐや姫のメンバー。
・喜多條忠…「神田川」「赤ちょうちん」「妹」を作詞。
「神田川」の詞の内容は当時の喜多條の私生活そのものだった。
・伊勢正三、吉田拓郎、井上陽水、小田和正、泉谷しげる、
さだまさし、忌野清志郎、浜田省吾、大友康平
…スーパーバンドを結成して島原救済チャリティーコンサート(=94年)。
・ももいろクローバーZ…こうせつのコンサートにゲスト出演。
・Le Couple…南こうせつが主催のイベントやチャリティーコンサートに参加。
・俵万智…南こうせつのシングル「夕暮れまで」を作詞。
・島倉千代子…島倉の歌手生活40周年記念アルバムの1曲を南こうせつが作曲(作詞は島倉)。
・坂崎幸之助、コロッケ…南こうせつのモノマネができる。
・山田雅人…中2から南こうせつの大ファン。
・永井美奈子…南こうせつのファン。
・島田紳助…南こうせつの大ファン。
・松本隆博…松本人志の実兄。かぐや姫の大ファン。
・KEIKO…同じ大分県出身。小室との結婚披露宴で「妹よ」を弾き語りしてあげた。
・南いくよ…エッセイスト。73年結婚。アパートの隣の隣の部屋に住んでいた。
配達された荷物が間違って妻の部屋に配達されたのをきっかけに親しくなった。
結婚前に同棲していた。
・子供:
長男…75年誕生。
長女…79年誕生。
次男…94年誕生。帝王切開で出産。
■南こうせつ
□エピソードなど
・クラウンアマチュアフォークオーディションに合格。
・南高節の名前でシングル「最後の世界」をリリース。
・南こうせつとかぐや姫を結成して「酔いどれかぐや姫」をリリース(=70年)。
※他のふたりのメンバーは大島三郎、森進一郎
・「かぐや姫」の名前の由来…
南こうせつが実家の寺の裏の竹林でギターの練習をしていた事から。
・かぐや姫結成に際して「ちゃんと稼いでちゃんと生活出来るグループにしよう」と誓いあった。
・アニメ「海のトリトン」のエンディングテーマを作曲。
・「神田川」はアルバムの曲だったがラジオから火がついてヒットしてシングルカット。
アルバムからのシングルカットは当時としては異例。
・「神田川」は初めて詞を聞いた時にサビが浮かんで来てあっという間に曲が出来た。
・「神田川」「赤ちょうちん」「妹」は映画化された。
・「神田川」とは別系統のリズムがある曲を出したかったが、
レコード会社と映画会社の以降で「赤ちょうちん」「妹」をリリース。
・吉田拓郎とのジョイントでつま恋で開催した夜通しコンサートでかぐや姫が解散(=75年)。
7万人を動員(警察発表)。途中で脱水症状で倒れた。
・日本人のソロ歌手初の武道館コンサート(=76年)。
・夏の屋外オールナイトコンサート「サマーピクニック」を81年から10年間毎年開催。
第1回は山奥の不便な場所で開催、宣伝コピーは「来れるもなら来てみろ」。
・吉田拓郎ワンラストナイトインつま恋でかぐや姫として歌った(=85年)。
・デビュー30周年記念アルバム「夢の彼方へ」をリリース(=99年)。
・独立して個人事務所を設立(=01年)。
・ライブの観客動員がどんどん減ってストレスで理想の声が出なくなった事がある。
・母校・大分県立舞鶴高校の校歌を作曲(作詞は伊勢正三)。
・生放送の歌番組で2番の歌詞が完全にとんで全部即興で歌詞を付けて歌った事がある。
※「夜のヒットスタジオデラックス」
・山本コータローと一緒に広島平和記念コンサートをプロデュース(=87年〜96年)。
・さだまさしと一緒に「希望の家コンサート」をプロデュース&出演(=96年)。
阪神大震災で親をなくした子供の為のケアハウスを建設するプロジェクト。
・博多港で開催された野外コンサートで井上陽水、吉田拓郎、伊勢正三、松山千春と共演(=99年)。
・アメリカ・ロサンゼルスでコンサート(=01年)。
・プライベートレーベルを立ち上げてアメリカでアルバム「KOSETSU」をリリース(=02年)。
・初の全米ツアー、ロシアツアーを行った(=03年)。
・台風で庭の植物が大被害を受けた(=04年)。
・31年ぶりにかぐや姫としてつま恋で野外コンサート(=06年)。
・年間のコンサート数は約100本。
・九州での野外コンサートですぐそばに何度も雷が落ちて会場がパニックになった事がある。
・環境問題をテーマにしたコンサートを行っている。
・ギター演奏中に指をつった事がある。
・ライブの本番で急遽その瞬間のノリでリハーサルと違う曲を歌う事がある。
・著書…「ふれ愛みつめ愛たすけ愛」。
凡例:20.01現在=2020年1月現在