かしまし娘

かしまし娘


 正司花江  1936(昭和11)05.04(牡牛座)  秋田県秋田市
 正司照枝  1933(昭和08)03.15(魚座)  北海道小樽市
 正司歌江  1929(昭和04)08.13(獅子座)  北海道歌志内市

 

□略歴

 56年 かしまし娘を結成。

 ※主な出演:

  映画 「大阪の女」「浮かれ三度笠」

  テレビ「かしましアワー」「ごきげん横丁」「徹子の部屋」

 

□趣味・特技

 花江…麻雀 三味線 日舞 長唄 琴

 照枝…麻雀 三味線

 歌江…麻雀

 

□サイズ

 花江…156㎝

 照枝…150㎝

 

□特記事項

・姉妹トリオ


■かしまし娘

 

□幼少時代〜

(共通)

・両親は旅役者(父親は座長、母親は一座の看板歌手)。

・4人姉妹。末の妹は生まれつき歩けない重度身障者。

・歌江が16歳の時に母親が他界。

(歌江)

・3歳の時、病気の座員の穴埋めで初舞台に立って「津軽じょんがら節」を歌った。

・全国各地を巡業していたのでまともに学校に通えなかった。

・巡業先の子供に「芸人の子供」とイジメられた。石をぶつけられた事もあった。

■かしまし娘

 

□私生活

(共通)

・花江と照枝はすぐ近所に住んでいる(=18.05現在)。

(花江)

・酒は苦手。

・健康法…ストレッチ。ラジオ体操。

 ウォーキング(40年以上続けている=17.02現在)。

・毎月健康診断を受ける。

・身体が柔らかい。

・朝3:30頃に起きる。

・好きな俳優…イ・ビョンホン(大ファン)。

・スマホを使っている(=16.08現在)。

・LINEをやっている(=16.08現在)。

・朝から麻雀をする事がある。

・亡くなった夫の靴や背広をそのまま置いてある。

(照枝)

・好物…ステーキ(朝から食べる事がある)。魚。塩鮭。

・嫌いな食べ物…甘い果物。

・酒が好き。好きな酒はウイスキー、シャンパン。

 ウイスキーのダブルを3杯飲む。

・毎月健康診断を受ける。

・「冬のソナタ」など韓国ドラマ全般が好き。

・自宅に全自動麻雀卓がある。

・住んでいる所…大阪府(=08.09現在)。

・庭に日本庭園がある一軒家に住んでいる(=04.09現在)。

(歌江)

・酒が好き。毎晩日本酒を飲む。

・健康法…にがり。サプリメント(友人やファンが様々なサプリメントを送ってくれる)。

・膝の手術を受けた(=09年頃)。

・WAHAHA本舗のポスター撮影中につまずいて腰を骨折(=09年)。

   「3ヵ月絶対安静」と言われたが、5日後に稽古に出て、本番に車椅子で出演。

・仕事がないと体調を崩して花粉症になる。

・19:30には布団に入る。

・昔の相方に2階から落とされた後遺症が右足に残っている。

・自然に逆らわずおおらかな気持ちでいることが心身の健康に一番大事だと思っている。

・昔はせっかちだったが60才を過ぎたころからだんだんのんびりした性格になった。

・好きなドラマ…「冬のソナタ」。

・好きな俳優…クォン・サンウ。

・住んでいる所…東京都・深川(=09年現在)。

・いきつけ…

 洋食レストラン「キッチン・スガ」(深川)。

 つくだに「築定」(深川)。

・散歩の途中でよく深川不動堂でお参りをする。

・専門家に「基礎がダメだから建て直した方が良い」と言われて自宅を建て直す事にして、

   上棟式が終わった翌日に阪神大震災が起きた(「基礎だけはしっかり」と頼んであったので

 ビクともしなかった)。

・夫は酒が全く飲めない。


■かしまし娘

 

□人間関係

(花江)

・夫…?年結婚。

(照枝)

・子供:

 長男…正司宏行。石井光三オフィス取締役。

 磯野貴理子の元マネージャー、元夫(03年結婚、06年離婚)。

(歌江)

・鳥羽一郎、山川豊…友人。「おっかあ」と呼ばれる。

 ふたりの実家近くの海で釣りをする(釣り船の船頭は山川の同級生)。

・香西かおり…友人。

・山口もえ…山口の父親が飲み友達。山口も舞台を観に来てくれる。

・梅田章&勝子夫妻…一般の友人。いきつけのレストランで知り合った。

・森光子…女優として尊敬している。※故人

・元夫…一座の座員。18歳の時に恋に落ちて未入籍のまま妊娠して長女を産んだ。

・平井基昭…元大阪朝日放送(音響スタッフ)。60年結婚。7歳年下。

 テレビ「かしましアワー」のミキサー担当。

   テレビ局退社後、スナック経営を経て正司謡江のマネージャー兼個人事務所社長。

・子供:

 長女…父親は前夫(未入籍)。別れた後前夫が引き取った。

 長男…秀和。66年誕生。日本テレビエンタープライズ勤務。

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□エピソードなど

(共通)

・戦前、歌江と照江が少女漫才コンビを結成。

 天才少女漫才として評判だった。戦時中にコンビで軍の慰問に行った。

・戦後、照江と花江が漫才コンビを結成、後に歌江が参加してトリオになった。

・第1回上方漫才大賞を受賞(=66年)。

・所属事務所社長に「漫才禁止」を申し渡された(=81年)。

・舞台(かしまし娘特別公演)を年1〜2回のペースで開催。

(花江)

・子供の頃から少女歌手として全国を巡業。

・あがり性。

・主な出演(個人):

 舞台「夫婦善哉」元禄夢一座」

 映画「竜二Forever」「岸和田少年愚連隊」「渋滞」

 ドラマ「はぐれ刑事純情派」「警部補マリコ」

(照江)

・松竹新喜劇に参加(=81年〜87年)。

・2時間ドラマに多数出演。

・主な出演(個人):

 舞台「大阪から来た女」「桂春団治」

 映画「どついたるねん」「毎日かあさん」「ホノカアボーイ」「ぷりてぃ・ウーマン」

 ドラマ「だんだん」「浪速少年探偵団」

(歌江)

・12歳から約10年間ヒロポン(覚醒剤)中毒だった。

 多い日は1日200本のヒロポンを打ち、奥歯がボロボロになり、心臓発作で倒れた。

 虫がうじゃうじゃとわいて出てくる幻覚や幻聴に悩まされた。

 当時のヒロポンは「疲れをとる」とうたわれて薬局で簡単に入手できた。

・長女と一緒に踏切で飛び込み自殺をしようと思った事があった

 (駅員と目があって思いとどまった)。

・売れない時期、カツギ屋、ホステス、温泉芸者、密造酒屋の手伝いなどをした。

 人買いにだまされて芸者置屋に身を置いた事があった。

・かしまし娘は ♪うちら陽気なかしまし娘〜のフレーズでギターと三味線を演奏して、

 歌あり踊りありの音曲漫才で人気を博した。

・所属事務所から「照江は松竹新喜劇に入れるからあなたは定年しなさい」と通告された。

・高野山宝亀院(真言宗)で得度を受けた(法名は平井秀明尼=81年)。

・四国八十八ケ所巡礼を4回やった。

・2時間ドラマに多数出演。

・年間100本前後の数の講演を行っている。

・自宅を「素顔が一番」で公開(=05年2月19日放送分)。

・所属事務所アクターズプロモーションが倒産して21年ぶりに松竹芸能に復帰(=07年)。

・劇団WAHAHA本舗に入団(=09年)。

・主な出演(個人):

 舞台「女弟子」「なにわ看護婦物語」「夫婦漫才」

 映画「俺っちのウエディング」「海燕ジョーの奇跡」

 ドラマ「トリック2」「だんだん」

・主な著書:

 「幸福みえますか」(東都書房=84年)

 「地獄極楽かみひとえ」(NHK出版=02年)

凡例:18.01現在=2018年1月現在