蜷川実花

蜷川実花


■蜷川実花(にながわ みか)

 

□肩書き

 写真家 映画監督

 

□本名

 蜷川実花

 

□愛称

 ニナミカ

 

□生年

 1972(昭和47)10.18(天秤座)

 

□出身地

 東京都東久留米市

 

□出身校

 桐朋女子中学校

 桐朋女子高校

 多摩美術大学美術学部グラフィックデザイン学科卒業

 

□略歴

 07年(35歳)映画「さくらん」を監督。

 10年(38歳)写真集「MIKA NINAGAWA」を出版。

 12年(40歳)映画「ヘルタースケルター」を監督。

 ※主な出演:

  テレビ「人生が変わる1分間の深イイ話」

 

□特記事項

・父親は蜷川幸雄

・母親は真山知子(蜷川宏子)


■蜷川実花

 

□幼少時代〜

・父親は舞台演出家、映画監督の蜷川幸雄。

・母親は女優、キルト作家の真山知子(蜷川宏子)。

・長女。5歳年下の妹がいる。

・母親が女優として多忙だったので妹が生まれる頃までは主に父親が家事・育児を担当。

 父親がよく劇場に連れて行ってくれた。

 埼玉県川口市にあった父親の実家によく預けられた。

・両親から「〜をしてはいけない」と全く言われなかった。

・母親は何をしてもほめてくれた。

・小学校時代、自分に必要ないと思った事は一切勉強しなかったので成績は悪かった。

・小学生高学年の頃、家にあったコンパクトカメラで写真を撮り始めた。

・高校時代、制服でヴィトンのバッグを持って渋谷を闊歩していた。

・高校時代、太宰治や寺山修司を愛読。

・高校時代、よくミニシアターで映画を観た。

・高校時代、父親に「何をしてもいいけど妊娠だけはするな」と言われた。

・高校時代、画家を志していた。

 東京芸大進学を目指して高1の終わりから予備校に通っていた。

・高1の時、お年玉貯金を崩して一眼レフカメラを買った。

・緊張で本番(実技試験?)で実力を出せなくて東京芸大受験を2回失敗して進学を諦めた。

・大学時代、グラフィックデザインはあまり性にあわないと感じて写真をやり始めた。

 当初はモノクロで自分や妹を撮っていた。

 自分で現像する為に風呂無しアパートを借りて一室を暗室にしていた。

・大学時代、写真で食べて行く自信がなくて広告代理店の就職説明会に行ったが、

 「会社員として働く事は絶対にムリ」と判った。


■蜷川実花

 

□私生活

・健康法…加圧トレーニング。

・前日がどれだけ遅くても毎日5:30に起きて子供のお弁当を作る。※19.02現在

・寒さが大の苦手。

・赤が大好き。

 自宅の仕事部屋の壁紙は赤。

 壁紙が赤い部屋にいると落ち着いて仕事ができる。

・好きなマンガ家…岡崎京子(大ファン)。

・ワンピースが大好き。

・中目黒、西麻布に住んだ事がある。

・水族館が好き。

・桜が大好き。

・秋葉原が好き。

・フランスが大好き。

・普段はカメラを持ち歩かない。

・無駄な時間が大嫌い。

 話が長い人は嫌い。自分のスタッフは結論から話すように教育する。

・長男から「みかちゃん」と呼ばれる。

・長男の学校行事にかかさず出席。

・男性が香水をしているのが好き。


■蜷川実花

 

□人間関係

・土屋アンナ…親友。映画「さくらん」に主演。

・沢尻エリカ…映画「ヘルタースケルター」に主演。

・蜷川有紀、蜷川みほ…いとこ。

・AKB48…好きな歌手。AKB48劇場に何度も行った事がある。

 AKB48のシングル「ヘビーローテーション」のPVを監督(=10年)。

・福山雅治、土屋アンナ、中川翔子、林原めぐみ、AKB48

 …CDジャケットを撮影。

・遠藤久美子、奥菜恵、中川翔子、水原希子、宮地真緒、

 綾野剛、窪塚洋介、大東俊介、向井理

 …写真集を撮影。

・小牟田勝治…音楽映像ディレクター。97.09.17入籍、?年離婚。

・元夫…04年結婚、07年離婚。

・夫…会社員。?年結婚。

・子供:

 長男…07.12.11誕生。

 次男…2歳(=18.01現在)。


■蜷川実花

 

□エピソードなど

・大学2年の時、ひとつぼ展でグランプリを受賞(=94年)。

・モノクロでセルフヌードを撮っていた。

・写真の仕事を得るために作品ファイル数十冊を持参して出版社を営業して廻った。

・90年代後半のガーリーフォトブームで脚光を浴びた。

・初写真集でコニカ写真奨励賞を受賞(=98年)。

 賞金500万円で写真を撮りながら世界を旅してまわった。

・第26回木村伊兵衛写真賞を受賞(=01年)。

・30歳頃から商業的な依頼も増えて仕事の量が激増した。

 当時は来た仕事を全て受けるというスタンスでやっていた。

・展示、写真集、雑誌とメディアによって考え方を変える。

・額装して展示する事はほとんどしない。

・展示会では設営終了後に自ら客の目線で入り口から出口まで動線をチェックする。

 写真の位置を入れ替えて照明の当たり方を確認する。誘導看板の設営場所を考える。

・撮影現場でアシスタントと一緒に撮影小道具を作る。

・写真集を自分で組む。

・撮影中にファインダー越しに見えるものだけが全世界と思える瞬間が訪れる事がある。

 その瞬間は自分の子供が泣き声にさえ気付かない程現実感が消失する。

・スケジュールがキツい時ほどいい写真が撮れる。

・男性は好みが出るので作品の安定度は女性に比べて低い。

 かっこいい男性を撮影すると2〜3日ハイテンションが続く。

 女性はほぼ一定のクオリティで撮れる。

・花、金魚を撮影するのが好き。

・毎年写真集を発表。

・仕事で香港に日帰りで行った事がある。

・個展「蜷川実花展 地上の花、天上の色」を日本各地の美術館で開催(=08〜09年)。

 東京のオペラシティアートギャラリー、鹿児島の霧島アートの森で最多動員記録を更新。

 計約18万人を動員。

・台湾で開催した個展やイベントが大盛況、泊まったホテルに出待ちがいた(=11年)。

・フランス親善観光大使を務める(=12年)。

・「なりたい自分」をイメージしてそれに少しでも近付くために努力をする。

・「権力者だけどいい人」になりたいと思っている(やりたい事を実現するには権力は必要)。

・「写真で世界征服」が目標。

・AKB48のPVを監督。

・自分にリミットをかけない事をこころがけている。

凡例:18.01現在=2018年1月現在