■長門裕之(ながと ひろゆき)
□肩書き
俳優
□本名
加藤晃夫(かとう あきお)
□生年
1934(昭和09)01.10(山羊座/A型)
□没年
2011(平成23)05.21(享年77)
□出身地
京都府
□出身校
京都花園高校
立命館大学文学部国文学科中退
□略歴(満年齢)
56年(22歳)映画「太陽の季節」主演。
65年(31歳)テレビ「ミュージック・フェア」司会。
83年(49歳)大河ドラマ「徳川家康」出演。
※他の主な出演:
舞台 「阿修羅のごとく」
映画 「豚と軍艦」「古都」「極道の妻たちリベンジ」
ドラマ「池中玄太80キロ」「水戸黄門」「遠山の金さん」
□趣味
映画観賞 パソコン 写真 麻雀 カラオケ 宝くじ
□特記事項
・父親は沢村国太郎
・母親はマキノ智子
・弟は津川雅彦
・妻は南田洋子
■長門裕之
□幼少時代〜
・父親は俳優の沢村国太郎。
・母親は女優のマキノ智子。
・父方の祖父・竹芝傅蔵は歌舞伎俳優。
・母方の祖父・マキノ省三は日本で初めて劇映画を撮った「日本映画の父」。
・自宅の2階に月丘千秋(女優)やマキノ雅弘(映画監督、叔父)が居候していた。
・6歳年下の弟(津川雅彦)がいる。他に女性のきょうだいが2人。
・父が主宰していた劇団・新演技座の子役として物心つく頃から芸をしこまれた。
映画の撮影所を遊び場として育った。
・小学校時代、果たし合いで勝って番長になった。
・中学〜高校時代、番長でケンカにあけくれる毎日。
・高校時代、演劇部。
・高校時代、当時交際していたおさげ髪の似合う女の子と京都御所でファーストキス。
・大学時代、軽音楽部。マンドリンを演奏。
・大学時代、演劇研究所に所属。
■長門裕之
□私生活
・好物…スパゲティ(毎日昼過ぎにブランチとして食べる)。野菜サラダ。
・1日2食。
・健康法…プロポリス(1日10粒)。毎朝ベッドで30分ストレッチ。
・動脈瘤で1ヵ月入院(=96年)。
・高血圧。
・虫歯が1本もない(=01年現在)。
・自宅にバーがある。
・自宅にコレクション専用ルームがる。映画のディスクを1000枚以上所有。
・好きなブランド…ハナエモリ。
・ホームページを自作。
・ペット…犬(2匹=96.07現在)。
・いきつけ…「キッチン・ボン」(恵比寿)。
・どこに行くにもカメラを持参。
自分で編集したアルバムは600冊以上。
・新婚1年目に父親が脳溢血で倒れて寝たきりになり、
74年に亡くなるまで10年以上妻がが忙しい女優業の傍ら介護をしてくれた。
・若い頃、自宅にストリッパーを呼んでホームパーティーを開催。
・知り合った頃の南田洋子は既に大スターで月給に10倍の差があった(17万円と170万円)。
「この子と結婚すれば楽に生活できる」と思ってアタックした。
・南田洋子を巡って某俳優と逗子の海岸で決闘して勝った。
・しょっちゅう妻に「愛してるよ」と言う。
・妻と一緒に入浴する。
・夫婦各々に舞台や地方ロケがあるので一緒に食卓を囲む事は滅多にない。
・麻雀は夫婦共通の趣味。夫婦でふたり麻雀をする。
・ニュージーランドの競馬レースを購入して「南田洋子杯」として妻にプレゼント(=94年)。
・夫婦で仲人を務めたカップルの殆どが離婚した。
・妻に何度か浮気がバレた。
・妻が05年に認知症になった。
■長門裕之
□人間関係
・雛形あきこ…友人。メール友達。
・愛川欽也、大橋巨泉、財津一郎、坂上二郎、玉置宏、長門裕之、
藤村俊二、牧伸二、森山周一郎、山本文郎…昭和9年会(50音順)。
月に1回藤村の店に集まる。
藤村がプロデュースしてファッションショーを開催。
「9」にちなんで救急車を寄付。
・高橋英樹、和田浩治、浜田光夫、中尾彬、渡哲也、津川雅彦、
赤木圭一郎、小林旭、川地民夫、岡田真澄、石原裕次郎、長門裕之、
宍戸錠、野呂圭介、名和宏、二谷英明、
和泉雅子、梶芽衣子、吉永小百合、松原智恵子、松尾嘉代、笹森礼子、
浅丘ルリ子、白木万理、芦川いづみ、北原三枝、南田洋子
…日活出身(年齢順)。
・朝丘雪路…義妹。
津川雅彦と結婚する前は岡田真澄も加えてグループ交際。
・桑田佳祐…顔が似ているとよく言われる。
・三輪邦彦…高校の同級生。
※「ウチくる!?」に出演(=06年5月28日放送分)
・津川雅彦…弟。メールをやりとり。
・加東大介…俳優。叔父。
・沢村貞子…俳優。叔母。
・南田洋子…俳優。61.03.09結婚。1歳年上。
映画「太陽の季節」で恋人役で共演(=56年)。
結婚前に2年間同棲。
「今の僕に必要なので結婚して欲しい」とプロポーズ。
■長門裕之
□エピソードなど
・子役時代の出演作品:
映画「続清水港」(日活京都=40年)
映画「無法松の一生」(大映=43年)
・子供の頃からレールが敷かれていたので何の抵抗もなく俳優になった。
・日活にはアクションで人気がある俳優がたくさんいたので社会派俳優を目指した。
・妻とともに映画製作プロダクション「人間プロ」を設立(=64年)。
・30歳の頃、テレビ映画製作に失敗して当時のお金で2億円の借金。
返済中はスタッフに給料を支払うと月末に全くお金がなくなる事があった。
・多額な借金を抱えていた時も妻は超プラス志向だった。
内緒で銀行へ行って更に1000万円を借りて、長門にクルマ、自分は馬を購入。
・テレビ「ミュージック・フェア」の司会で夫婦共演(65年から16年間)。
・おしどり夫婦のイメージを壊さないように意識的に仲の良い夫婦を演じてきた。
・交通遺児の奨学金募集キャンペーンに長年夫婦でボランティア出演。
・舞台「阿修羅のごとく」で夫婦共演。
・暴露本「洋子へ」を出版(=85年)。
記者会見で「洋子へ」はゴーストライターが無断で書いたと釈明。
・ドラマ「サラリーマン金太郎3」で弟・津川雅彦と現代ドラマ初共演(=02年)。
・副業…ステーキハウス「ゆたか」(原宿、78年開店→廃業)。
凡例:20.01現在=2020年1月現在