西川きよし

西川きよし


■西川きよし(にしかわ きよし)

 

□肩書き

 芸人 タレント 国会議員 

 

□所属コンビ

 やすしきよし

 

□本名

 西川潔

 

□生年

 1946(昭和21)07.02(蟹座/O型)

 

□出身地

 高知県高知市→大阪府大阪市

 

□出身校

 高地市立朝倉小学校→大阪市立市岡小学校

 大阪市立三稜中学校

 

□略歴(満年齢)

   66年(20歳)やすしきよしを結成。

 73年(27歳)テレビ「プロポーズ大作戦」司会。

 86年(40歳)参院選初当選。

 ※他の主な出演:

  舞台 「コメディ水戸黄門」

  映画 「ゴルフ夜明け前」「明日があるさ THE MOVIE」

  ドラマ「鮎のうた」「水戸黄門」「鈴子の恋」

  テレビ「パンチDEデート」「いい朝8時」「秘密のケンミンSHOW」

  CM  「久光製薬」「ミツカン」「東洋水産」

 

□趣味

 料理 映画観賞 麻雀 プロ野球観戦 大相撲観戦 釣り ゴルフ

 

□サイズ

 166㎝

 

□特記事項

・妻は西川ヘレン

・長男は西川忠志

・長女は西川かの子

■西川きよし

 

□幼少時代〜

・実家は高知市内で手広く建築業を営んでいた。

・5人兄弟の末っ子、姉が3人、兄が1人いる。

・子供の頃は裕福だったが西川がものごころつく頃には傾き始めていた。

・7歳の時、父親の会社が倒産。

 家族7人夜逃げ同然で大阪に引っ越して狭いアパートで暮らした。

・小3の時から新聞の手売り、牛乳配達、八百屋のアルバイトなどで生活を支えた。

・よく映画を観に行った。西部劇が好きだった。

・小学校時代、相撲が大好きだった。

・小学校時代、メンコ、ビー玉でよく遊んだ。

・中学時代、従兄弟と一緒に酔客相手に無免許で白タクをやって一晩で3000円稼いだ。

・中学を卒業する直前に父親が十二指腸潰瘍で倒れて進学を諦めた。


■西川きよし

 

□私生活①

・好物…親子丼。稲庭うどん。焼きそば(大好物)。

 煮込みハンバーグ。しゃぶしゃぶ。ふぐ刺し。

 ぬた。ぬか漬け。ちりめん山椒。ソース(何にでもかける)。

 小豆。カフェオレ大福。最中。つぶあん(大好物)。和食。

・嫌いな食べ物…ホルモン焼き。

・得意料理…カレーラーメン。

・好きな酒…ワイン。

・健康法…にんにく卵黄(毎朝2錠)。逆立ち。ストレッチ。

 ウォーキング(自宅にマシンがある)。ジョギング。

・前立腺腫瘍の手術を受けた(3個の腫瘍はいずれも良性、仕事を約1ヵ月休養=16年)。

・視力0.8(=18.12現在)。

・男性の部分がとても大きいらしい。

・かぐや姫「神田川」を聞くとすぐに号泣してしまうらしい。

・好きな俳優…マーロン・ブランド。

・ネクタイを何百本も持っている。

・毎朝仏壇に手をあわせる。

・自宅のリビングルームは40人が同時に食事出来る大きさ。

・自宅の中庭に電信柱がある。

・住んでいる所…大阪府大阪市(土地204坪=04.02現在)。

・母親、長男夫婦、孫と4世代同居中(弟子を入れて10人家族=14.02現在)。

・自宅、五階建てのビル、京都とハワイに別荘を所有。


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□私生活②

・いきつけ…理容室「おざき」(大阪府吹田市)。

・財布を使わない。

 現金をそのままジャケットのポケットに入れる。

・巨人ファン。

・競馬で莫大な借金をした事がある。

・海外旅行に行った時にホテルの部屋から殆ど出ない。

・じゃんけん、トランプ、麻雀が強い。

 麻雀はひきが異常に強い。

・電話が大好き。

 お礼の電話をよくかける。

 テレビ番組で自分の話題が出ると悪口を言われてもお礼の電話をかける。

・毎年自宅で盛大な新年会を開催。

 友人・裏方さんなど約200人を招待してお年玉をあげる。

・家族仲が良い。なにかにつけて朝まで家族会議を開催する。

 家族全員同じ種類のパジャマを着る。

 家族の誰かが出演した番組を家族全員で見る。

・バス7台をチャーターして総勢150人以上で家族旅行に行く。

・母親は94歳(=14.01現在)。

・子供が小さい頃、家族全員で入浴して「子供がどこから生まれてくるか」を教えた。

・子供が悪い事をすると鉄拳制裁。長女も顔面をグーで殴った。

・洋服は長女に選んで貰う。

・長女が25歳を過ぎても一緒にお風呂に入っていた。

・長女と一緒によく酒を飲みに行く。


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□私生活③

・妻と初共演した時、ヘレンは主役、自分は熊のぬいぐるみに入っていた。

・妻は吉本新喜劇のトップスターで最初は身分が違い過ぎて口も聞けなかった。

 当時の妻の1日のギャラはきよしの1ヵ月分だった。

 風邪で倒れた妻を近所にあった西川の実家で看病したのをきっかけに仲良くなった。

・妻は母子家庭(父は米軍MP)に育ったので家庭に憧れを持っていた。

・妻の方からプロポーズされた。

・吉本興業に大反対でされたので駆け落ち同然で結婚した。

・結婚式の結婚衣裳は花月劇場の衣裳部に借りた。

・結婚式の総費用は4万円。

 料理はビールの中ジョッキ1杯と鳥の唐揚げとソーセージだけだった。

・妻の身内は結婚に反対で結婚式に誰も出席しなかった。

・自分が殆ど無収入でギャンブル三昧、妻が生活費をかせぐ為に営業をする、

 という苦しい生活が続く中、妻がガスの元栓を開けて心中自殺を図った事があった。

・売れ出した頃、夜中にホステスを何人も連れて家に帰宅した事があった。

・浮気がバレて浮気相手に借りていたマンションに妻が親戚を連れて乗り込んできた事がある。

・夫婦喧嘩をして妻が深夜に近所の墓場に家出した事がある。

・妻の料理の腕はプロ級。

 子供用・両親用・きよし用と3種類のおかずを作ってくれる。得意料理は祝い寿司。

・妻がエステサロン「マダムヘレン」を経営(→閉店)。


■西川きよし

 

□人間関係

・坂田利夫…親友。吉本興業の1年後輩(年齢は坂田が5歳年上)。

 西川の新婚時代に坂田が6畳ひとまのアパートに入り浸っていた(3人で川の字で寝た)。

 妻の出産に坂田が付き添った(看護婦に父親と間違えられた)。

・五木ひろし…家族ぐるみのつきあい。

・KONISHIKI…家族ぐるみのつきあい。

・月亭八方、間寛平…友人。若い頃から仲良し。

・渡哲也、秋野暢子…友人。

・横山やすし…やすしきよしの相方。※96年に肝硬変で他界(享年51)

・桂文枝…テレビ「パンチDEデート」の司会で長年コンビを組んだ。

 桂は西川の姉と中3の時に同じクラスだった。

・太平サブロー…サブローが横山やすしになりきって漫才をやる。

・白木みのる…2年間住み込みで白木の付き人をやっていた。

・西川のりお、西川まさと…弟子。西川のりおは一番弟子。

・石井均…師匠。9日間劇場へ毎日通って弟子入りを認めて貰った。

 石井の紹介で吉本新喜劇に入った。

・西川ヘレン…67.09.27挙式。

・子供:

 長男…忠志。68.04.20誕生。俳優。

 次男…弘志。70.03.01誕生。元俳優。

 長女…かの子。74.07.27誕生。タレント。

 ※孫が6人いる(長男の子2、次男の子3、長女の子1=14.01現在)


■西川きよし

 

□エピソードなど

・中学卒業後、自動車整備工場に整備工として勤務。

 ガス溶接作業中の事故で上半身を大火傷をして工場で働くのが怖くなった。

・吉本新喜劇に入る(=63年)。

・吉本新喜劇の研究生時代、月給は6000円。主食はラーメンだった。

・吉本新喜劇の研究生時代、舞台をただ横切るだけの役でも毎日去り方を工夫した。

 クマの役を貰った時は毎日動物園に行ってクマの動きを研究した。

・カラオケ機材をスナックに売るアルバイトをした事がある。

・上方漫才大賞新人賞を受賞(=67年)。

・上方漫才大賞を受賞(=70年)。

・やすしきよしのネタはテーマを決めてお互いに書いたネタを合体させ、

 舞台で披露して受けた部分を残して練り上げた。

・やすしきよし結成当初はきよしがボケでやすしがツッコミだったが、

 やすしが事件を起こして復帰した後はボケとツッコミが展開で入れ替わるようになった。

・本番前に楽屋でやすしのご機嫌を取り、やすしが心を開いてくれた日は良い漫才ができた。

・やすしの頭を叩くツッコミでいい音が出ないとやすしに怒られた。

・やすしきよしの漫才は東西ナンバーワンと評された。

・最も忙しかった時期はレギュラーが週16本。年収3億円以上。

・やすしが酒気帯び運転による事故で吉本興業を解雇される(事実上のコンビ解散=89年)。

・やすしとケンカをすると先に手が出るのはいつもきよしの方だった。

・参議院に102万2120票でトップ当選。

 選挙費用3600万円を自分で負担した。

・橋本龍太郎の口利きで福祉の勉強会を開催した。

・選挙運動中によく口にした「小さな事からコツコツと」をよくモノマネされた。

・選挙公約として「老人福祉」掲げていた。

・社会労働委員会に空きがなかったので法務委員会に所属。

・ポリオワクチンによる二次感染者救済、有料道路の障害者割引の拡充などに取り組んだ。

・国会議員としては全くのゼロからスタートで「参議院のしおり」を読む事から始めた。

・国会議員としての収入(約2000万)を全て政治活動につぎ込んだ。

 無料パスは使わず、献金は一切受けなかった。

・04年に政界を引退。

・横山やすしの次女・木村光と「西川きよし・横山ひかり」で漫才を披露(=99年)。

・老人ホームの慰問をライフワークとして40年続けている(=08年現在)。

・出先でサインを求められると住所を聞いて後で印鑑を押した色紙を送る(費用は自腹)。

・文化功労者に選ばれた(漫才の分野初=20年)。

凡例:20.01現在=2020年1月現在