■稀勢の里(きせのさと)
□肩書き
大相撲力士(第72代横綱)※19年引退
大相撲年寄
□本名
萩原寛
□年寄名
荒磯→二所ノ関
□生年
1986(昭和61)07.03(蟹座/B型)
□出身地
茨城県龍ケ崎市→茨城県牛久市
□出身校
龍ケ崎市立松葉小学校
龍ケ崎市立長山中学校
□略歴(満年齢)
02年(16歳)3月場所で初土俵。
11年(25歳)11月場所後に大関昇進。
17年(31歳)1月場所で14勝1敗で初優勝、場所後に第72代横綱に昇進。
※通算成績:
800勝496敗97休、優勝2回、殊勲賞5回、敢闘賞3回、技能賞1回、金星3個
※主な出演:
テレビ「A-Studio」「ぽかぽか」
□趣味
スポーツ観戦(野球、サッカー、NFL、ボクシング、格闘技)
□サイズ
187㎝ 175㎏
■稀勢の里寛
□幼少時代〜
・父親はボクシングをやっていた(高校〜大学時代、ウェルター級)。
・祖父は画家、曽祖父は彫刻家。
・生まれた時の体重は3600グラム。
・姉がいる。
・習いごと…習字。英会話。水泳(幼稚園〜小4、週2回)。
・スナック菓子や炭酸ジュースは口にしなかった。
母親の手作りケーキが主なおやつだった。
・小2の時、相撲大会に初参加。
・小学校時代、少年野球をやっていた。
・小6の時、わんぱく相撲の茨城県大会で準優勝。
・中学時代、野球部。エースで4番。
中3の時、最後の大会で右手指を脱臼骨折。
野球の強豪校から誘いを受けた。
・中2の時、茨城県牛久市に引っ越した。
■稀勢の里寛
□私生活
・好物…寿司。カレーライス。エビチリ。
・肌が弱い。よくひげ剃り負けする。
・左手で箸、筆記用具、歯ブラシを使える。
もともと左利きだったのを子供の事に右利きに矯正、
右手を骨折した中3の時に1ヵ月左手を使用して左手も使えるようになった。
・おばけが苦手。
心霊番組を見るとひとりでトイレに行けなくなる。
・好きなアーティスト…ゆず。
・好きなマンガ…「北斗の拳」。
・スポーツ観戦が大好き。
スポーツ新聞にコラムを書きたいと思っている。
メジャースポーツ以外のスポーツも見る。
エアロビクス、スカッシュ、セパタクローなどを録画して見る。
※ライスボウル(アメリカンフットボール日本選手権)のテレビ中継でゲスト解説
・合気道を習った事がある。
・素顔は饒舌。ブラックジョークを言う事もある。
・父親が胃がんの手術を受けた(=18年)。
■稀勢の里寛
□人間関係
・北大樹明義…友人。よく一緒に食事。
・松尾陽介(ザブングル)…友人。
・高安晃…鳴門部屋の弟弟子。
稀勢の里初優勝のパレードで旗手を務めた。
・若の里忍…鳴門部屋の兄弟子。
新弟子時代に若の里を相手に連日100番稽古。
・隆の里俊英(鳴門親方)…入門当時の師匠。
・白鵬翔、日馬富士公平…同世代の横綱。
日馬富士から的確なアドバイスをして貰った。
・琴奨菊和弘…ライバル的存在。
最も多く対戦した力士(66回対戦)。
よく一緒に稽古した。
・琴欧洲勝紀…ライバル的存在。同時に関取になった。
・豊ノ島大樹…相撲教習所の同期。
・北の富士勝昭…「稀勢の里を横綱にする会」会長(自称)。
横綱昇進時に北の富士から直筆の手紙を貰った。
・美馬学…プライベートで交流がある。隣町出身。
中学時代に野球の試合で何度か対戦。
・はなわ…稀勢の里のファン。
・金澤泰治…小学校時代の恩師。卒業後も連絡を取っている。
・妻…一般女性。22.04.27結婚発表。6歳年下。
■稀勢の里寛
□エピソードなど①
・16歳で幕下昇進(貴乃花以来のスピード出世)。
・貴乃花に次ぐ史上2位の年少新十両(17歳9ヵ月=04年5月場所)。
・貴乃花に次ぐ史上2位の年少新入幕(18歳3ヵ月=04年11月場所)。
・史上4位の年少新小結(=06年7月場所)。
・腸捻転で入院して病院から国技館に通って場所を務めた(=08年9月場所)。
水も飲めなかったので点滴で栄養補給、成績は6勝9敗。
・白鵬の連勝を63で止めた(=10年11月場所)。
・新入幕から所要42場所の大関昇進は史上5番目に遅い記録。
・右足親指を負傷して千秋楽を休場(初の休場=14年1月場所)。
初土俵から953回連続出場。
・牛久市観光大使に就任(=15年)。
・立合いで腰高になる傾向がある。
・3場所連続で綱取りに挑戦(=16年5月場所・7月場所・9月場所)。
・3日連続で横綱に勝利(=16年11月場所)。
・年6場所以降史上初の優勝なしで年間最多勝(69勝=16年)。
・初土俵から所要89場所で初優勝は史上4番目に遅い記録。
・新入幕から所要73場所で初優勝は昭和以降最も遅い記録。
・大関昇進後31場所で初優勝は史上最も遅い記録。
・表彰式の優勝インタビューで感激の涙(=17年1月場所千秋楽)。
・通常は所属部屋で行う横綱昇進伝達式をスペースの都合で帝国ホテルで開催。
・横綱昇進伝達式の口上で「横綱の名に恥じぬよう」の部分を少しかんでしまった。
・3代目若乃花以来19年ぶりの日本出身横綱。
・横綱土俵入りの型は雲龍型。
■稀勢の里寛
□エピソードなど②
・新横綱として初日から12連勝(=17年3月場所)。
・日馬富士戦で左大胸筋と左上腕二頭筋を負傷(=17年3月場所13日目)。
取組終了後に苦悶の表情を浮かべ、支度部屋でうめき声をあげた。
・本割と決定戦で照ノ富士に連勝して逆転優勝(=17年3月場所千秋楽)。
表彰式の君が代斉唱と優勝インタビューで涙を流した。
「今回は泣かないと決めていたんですけど…」「最後は見えない力で勝てた」
・95年貴乃花以来22年ぶり史上8人目の新横綱優勝。
・「北斗の拳」のキャラクター(ラオウ)を化粧廻しに使用。
・金星を5個配給(史上最多=17年11月場所)。
・87年ぶりに2場所連続で3日連続金星配給(=18年1月場所)。
・横綱として65年ぶりの5日目までに4敗(=18年1月場所)。
・年6場所制史上ワーストの8場所連続休場(=17年5月場所〜18年7月場所)。
・横綱として87年ぶりの初日から4連敗で途中休場(=18年11月場所)。
・横綱として88年ぶりの2場所連続初日から3連敗(=19年1月場所)。
・横綱として史上ワーストの8連敗(18年9月場所〜19年1月場所、不戦敗を除く)。
・横綱在位12場所の成績36勝36敗97休は横綱として歴代ワースト。
皆勤2場所、途中休場5場所、全休4場所、12場所目の4日目で引退。
・現役引退会見で怪我に関して訊かれて言葉に詰まって涙(=19.01.16)。
・早稲田大大学院スポーツ科学研究科修士課程1年制合格(=20年)。
修士論文「新しい相撲部屋経営の在り方」が最優秀論文として表彰された。
・茨城・阿見町に二所ノ関部屋を開設(=22年)。
凡例:20.01現在=2020年1月現在