■浅香光代(あさか みつよ)
□肩書き
女優
□本名
北岡昭子
□旧芸名
小森昭子
□愛称
ミッチー
□生年
1928(昭和03)02.20(魚座/B型)
□没年
2020(令和02)12.13(享年92)すい臓がん
□出身地
東京 神田駿河台
□出身校
滝野川第四小学校
□略歴(満年齢)
45年(17歳)浅香光代一座を旗揚げ。
47年(19歳)舞台「チャタレー夫人」出演。
98年(70歳)舞台「ミッチーとサッチーのウルトラ熟女対決」出演。
※他の主な出演:
舞台 「瞼の母」「一本刀土俵入」「雪の渡り鳥」
映画 「晴れ、ときどき殺人」「北京的西瓜」「週刊バビロン」
ドラマ「クセになりそな女たち」「さすらい刑事旅情編」「金田一少年の事件簿」
□趣味
動物を飼うこと 韓国語 水泳 ゴルフ
□特技
小唄 三味線 日舞 北辰一刀流二段
□資格・免許
舞踏(浅香流家元)
□サイズ
165㎝ 靴のサイズ24.5㎝
■浅香光代
□幼少時代〜
・生粋の江戸っ子。
・3人きょうだいの末っ子。姉と兄がいる。
・3歳の時、株屋だった父親が株価暴落で破産。
家と家財道具を全部取られて夜逃げ同然で神田から田端に引っ越した。
ものごころついた時にはひどい貧乏暮しだった。
口べらしの為に兄は競馬騎手になる為に弟子入り、姉は置屋芸者に子守っ子として出された。
・母親が昼は近所の縫製工場、夜は飲み屋で働いて家計を支えた。
・6歳の時、踊りと三味線をわずかな期間だけ習っていた。
・6歳の時、大塚の置屋芸者に出されるが、泣いてばかりだったので追い返された。
・子供の頃、母親の代理で博打をやっていた。
・3年生以降殆ど小学校に行かなかった。
■浅香光代
□私生活①
・好物…そば。魚介類。イカ刺し。ふぐ。
くさや(毎日食べる)。
納豆(砂糖を入れて食べる)。煮豆。
花番豆腐。さくらんぼ。あんみつ。洋風おこし。
・嫌いな食べ物…なすび。餃子。
・朝は納豆などの和食、昼はそばなどの麺類、夜は軽めの食事を摂る。
・料理は一切しない。
・健康法…水泳、水中ウォーキング(毎日)。
・CD「人生まだまだ」のキャンペーンによる疲労で倒れて入院(=01年)。
・ダイヤモンドの差し歯を誤って飲み込んでしまった。
・食事と運動で12㎏のダイエットに成功。
・女優の仕事との両立はできないとわかっているので家事はほとんどしない。
風呂とトイレの掃除、下着の洗濯は自分でやる。
・自宅にミストサウナがある。
・巻き紙に毛筆で手紙を書く。
・動物を飼うのが好き。捨てられた動物を見ると放っておけない。
・ペット…
犬(ロングコートチワワ=03.12現在)。
猫(名前はレオ、一緒に寝る=12.07現在)。
猫(名前はあさ吉=07.07現在)。
猿(モナモンキー、名前はマーちゃん、=07.07現在)。
鳥(オウム、名前はミッキー=07.07現在)。
※モナモンキーは絶滅危惧種に指定されている珍しい猿
・住んでいる所…東京都台東区浅草(敷地面積100㎥、地下1階地上5階建て5LDK、
1階が事務所&資料館、2階が稽古場、3〜4階が自宅、5階が衣装部屋、
寝室のモニターで各階の監視モニターの映像をチェックできる=18.07現在)。
・浅草に70年住んでいる(=13.09現在)。
■浅香光代
□私生活②
・いきつけ…
「浅草むぎとろ」(浅草、30年以上通っている=13.09現在)。
「浅草おでん大多福」(1915年創業、30年以上通っている=13.09現在)。
お好み焼き「立花」。
・巨人ファン。
・せっかちな性格。
・お世話になった人に巻紙に毛筆で書いた手紙を送る。
・「すいません」が口癖。
・面倒見が良い。人にモノをあげるのが好き。
・男性の靴が汚れているのを見ると知らない人でもその場で拭いてあげたくなる。
・電車でチカンされて「てめぇ触るんだったら前から触れ」と一喝した事がある。
・政治家、老舗の社長、「脱税王」と呼ばれた実業家と不倫交際をした事がある。
・19歳の時から約30歳年上の妻子ある大物政治家と愛人として交際して2児をもうけた。
後に吉田内閣で閣僚となり「剃刀」の異名を取った人。
「学校なんか行かなくても立派な人は世間にはたくさんいる」と励まされて好きになった。
・若い頃に不倫交際が多かったので「二号」という言葉が大嫌い。
旅館や電車で「2」の数字を避けた。
住所に「2」があったので「変えてくれ」と文句を言った。
・夫(世志)は仕事上のパートナーとしての意識の方が強い。
普段から「社長」「家元」と呼びあう。
・夫の部屋の様子を監視モニターでチェックする。
・夫婦で財布は別々。お互いにどれだけ稼いでいるのか判らない。
・夫(世志)はミュージシャンからコメディアンに転向、
して後に芸能プロを経営(フィンガー5をプロデュース)。
・夫(世志)と寝室は別々。
■浅香光代
□人間関係
・デヴィ夫人、アニマル浜口、花田虎上…友人。
・野村沙知代…舞台「ミッチーとサッチーのウルトラ熟女対決」で共演、
「けいこに6時間遅れてくる」「人間として許せない」等と浅香が野村を批判(=98年)。
・オスマン・サンコン…浅香流演劇舞踊の弟子(07年弟子入り、名取り、浅香光三魂)。
・龍虎…浅香流演劇舞踊の弟子(名取り、浅香龍光)。
・浅香光代m大江美智子、不二洋子
…女剣劇ブームの頃に3人で「女剣劇三羽ガラス」と呼ばれた。
・ユースケ・サンタマリア…憧れている芸能人。
・星野仙一…憧れている人。
・長嶋茂雄…憧れている人。昔から大ファン。同じ誕生日。
長嶋の笑顔以外は見たくないので巨人が負けそうだとテレビのスイッチを切る。
・あさか香…弟子。8歳で浅香流に入門。12歳(=13.09現在)。
・浅香新八郎…師匠。12歳の頃に内弟子として入った。
母親が働いていた飲み屋に客として来ていた。
・吉田博士…オートバイの風防メーカーの「ヨシダ」の社長。
41歳の時に結婚、16年後に死別。
亡くなる直前に愛人がいた事が判明。
・世志凡太…芸能プロダクション社長。浅香光代劇団社長。92年結婚。6歳年下。
「ワンクールだけ試してみて駄目だったら別れよう」と婚姻届を出さずに結婚生活を開始。
92.11.13の金曜日の仏滅に披露宴。
・子供:長男。次男。
※長男と次男の父親は大物政治家(19歳の時から愛人として交際)
■浅香光代
□エピソードなど
・浅香新八郎の内弟子になった時、
師匠から「おはようございます」「ありがとうございます」「お先へ」
「どうぞ」「お休みなさい」以外の言葉は使う必要がない、と言われた。
・内弟子時代、当初は雑用はあけくれる毎日だった。
・役を貰う為に「誰か病気になれ」と願って3年間茶絶ちをした。
・先輩女優が翌日の上演時間の変更を聞かずに引き上げた時、
「チャンスだ!」と思ってその役の台詞を一字一句完璧に暗記して代役を努めた。
・座長時代、最初は年齢を3つ多くサバを読んでいた。
・座長時代、興行主からギャラを踏み倒された事がある。
・一座のエース格の親子が夜逃げして一座存亡の危機に陥るが、
浅草のロック座で大盛況だったストリップにヒントを経て、
劇中のたちまわりの中でバストや太腿をチラ見せして大ウケ、
ドサ廻りを抜け出して大舞台に上がるようになった。
バストや太腿をチラ見せは「チラリズム」と呼ばれた。
・座員の給料を払わなかった事は一度もない。
・女剣劇のスターとして活躍。
・女剣劇のブームで浅草松竹演芸場で5年間ロングラン公演。
・母親は厳しいステージママだった。
若い頃は男の役者と口を聞いただけで怒られた。
・舞台「瞼の母」の公演回数は通算3000回以上。
・舞踏浅香流の家元。全国各地に約3000人の弟子がいる(=13.09現在)。
・ラップのシングル「あれから二年」をリリース(=97年)。
・所有する衣装の総額は数億円。
・自宅を「メレンゲの気持ち」で公開(=12年7月28日放送分)。
・自宅を「誰だって波瀾爆笑」で公開(=13年9月15日放送分)。
・副業…美容教室。ホテル経営。
凡例:20.01現在=2020年1月現在