■池内淳子(いけうち じゅんこ)
□肩書き
俳優
□本名
中澤純子
□生年
1933(昭和08)11.04(蠍座/O型)
□没年
2010(平成22)09.26(享年76)
□出身地
東京都世田谷区
□出身校
十文字学園高等部卒業
□略歴(満年齢)
55年(22歳)映画「皇太子の花嫁」出演。
65年(32歳)ドラマ「女と味噌汁」主演。
73年(40歳)大河ドラマ「国盗り物語」出演。
※他の主な出演:
舞台 「おさん」「月の光」「放浪記」
映画 「花嫁吸血魔」「けものみち」
ドラマ「眠狂四郎」「国盗り物語」「渡る世間は鬼ばかり」
□趣味
読書 演劇鑑賞 野球観戦 ゴルフ
□特技
日舞(水木流名取)
■池内淳子
□幼少時代〜
・先祖代々江戸っ子の家系。
父親は日本橋、母親は本所の生まれだった。
・実家は日本橋で代々続いた塩物問屋。
・4人姉妹の長女。
「おおきいちゃん」と呼ばれていた。
・子供の頃、嫌いなものがあって食事に手をつけないと
何も食べさせて貰えなかった。
・小学校時代、太平洋戦争を経験。
母親がタンスの着物を売って食料を調達してくれた。
・小学校時代、母親が買いだしに行っている間、
まき割りをしてごはんを炊いた。
■池内淳子
□私生活
・好物…おにぎり。
そば(大好物、特に冷たいそばが好き、昼食はだいたいそば)。
パン。カレーパン。納豆。
おしるこ。白玉あんみつ。チーズケーキ。チョコレート。
和食。
・朝食はトースト、コーヒー、グレープフルーツが基本。
・嫌いな食べ物…いも。
・外食はほとんどしない。
・健康法…自己流体操(起床後と就寝前)。
エアロバイク。ジョーバ。
ウォーキング(約1時間)。
・間質性肺炎に胸水貯留を併発して入院(=07年)。
※主演舞台「怪談牡丹燈籠」を降板
・具合が悪い時はマッサージを受けてすぐに寝る。
・お香が好き。家でも楽屋でも焚く。
・整理整頓が好き。夜中に模様替えをする。
モノを片付けるのがストレス解消法。
・雷が大の苦手。
・着物が好き。洋服よりも着物の方が楽。
着物を置いてある部屋は夏場は24時間クーラーをつけっぱなし。
・宝物…三越300周年記念の柱時計(100台限定で販売したもの)。
・住んでいる所…東京都・田園調布(=03.01現在)。
・いきつけ…
甘味処「ちもと」(都立大学駅前、30年以上通っている)。
玉川神社。
・洋服を試着せずに買う。
・巨人ファン。以前は年間シートを持っていた。
・デパ地下が好き。
自分が働いていた三越日本橋店をよく利用する。
・せっかちな性格。
・手紙をよく出す。多い時は1日に50通。手書きで縦書きで書く。
・81歳でケガをして車イス生活になった母親が他界するまで8年間介護。
車椅子用リフトがついたワゴン車を購入して一緒に外食。
一緒に温泉旅行、富士山にドライブ。
・姪と一緒にディズニーランドで朝7:00から閉園まで遊んだ事がある。
■池内淳子
□人間関係
・山岡久乃…親友。「かあさん」「殿」と呼びあった。
・宇津井健…友人。20歳の頃からの仲。新東宝時代に多数共演。
舞台「女たちの忠臣蔵」で夫婦役で共演(=06年)。
・赤木春恵、黒柳徹子…友人。
・森繁久弥、長嶋茂雄、王貞治…友人。若い頃の飲み友達。
・高島忠夫…新東宝時代に多数共演。
・池内淳子。久保菜穂子、三ツ矢歌子
…「新東宝現代劇の女優三羽烏」として売り出された。
・大空眞弓、沢田亜矢子…舞台「三婆」で共演(=07年)。
・石井ふく子…石井がプロデュースしたドラマ・舞台に多数出演。
・柳沢真一…67年結婚、67年離婚(3ヵ月で離婚)。
■池内淳子
□エピソードなど
・高校卒業後、三越デパートに就職して日本橋本店の呉服売り場に約2年間勤務。
・雑誌「サンケイクラブ」に掲載された写真を見た関係者に勧められて
新東宝のオーディションを受験した。
・映画界入りに対して家族全員から大反対された。
・芸名は父親がつけてくれた。
・日本初の昼メロドラマ「日日の背信」の主演でブレイク。
※当時は「よろめきドラマ」と呼ばれた
・ドラマ「女と味噌汁」シリーズが高視聴率をマークして「視聴率20%女優」と呼ばれた。
・「お嫁さんにしたい女優」で上位に選ばれた。
・出かける時にげんかつぎには火打ち石を使う(家でも楽屋でも使う)。
・日曜劇場シリーズに100本以上出演。
・ドラマ「天うらら」で家族から介護を受けるおばあちゃん役を好演。
・講演やトーク番組は苦手(台本がないと不安)。
・台本は台詞を漢字で書いて漢字のイメージで覚える(ひらがなの部分も漢字に書き換える)。
・NHK放送文化賞を受賞(=99年)。
・紫綬褒章を受章(=02年)。
・春の叙勲で旭日小綬章を受章(=08年)。
凡例:20.01現在=2020年1月現在