川地民夫

川地民夫


■川地民夫(かわち たみお)

 

□肩書き

 俳優

 

□所属

 日活

 

□本名

 河地猛

 

□生年

 1938(昭和13)07.21(蟹座/O型)

 

□没年

 2018(平成30)02.10(享年79)脳梗塞

 

□出身地

 神奈川県逗子市

 

□出身校

 逗子市立逗子小学校

 逗子開成中学校

 逗子開成高校 

 関東学院大学工学部土木建築科中退

 

□略歴(満年齢)

 57年(19歳)日活に入社(→68年に退社)。

 58年(20歳)映画「陽のあたる坂道」出演。

 71年(33歳)映画「懲役太郎 まむしの兄弟」出演。

 ※他の主な出演:

  映画 「僕は泣いちっち」「憎いあンちくしょう」「仁義なき戦い」

  ドラマ「私は泣かない」「肌は死なない」「キイハンター」

 

□趣味

 ゴルフ

 

□サイズ

 173㎝

 

□特記事項

・元妻は麻生薫


■川地民夫

 

□幼少時代〜

・父親は海軍病院勤務。

・4人兄弟の末っ子。

・子供の頃、海軍の軍服に憧れた。

・小学校に入学する前、隣に住んでいた石原裕次郎と毎日一緒に遊んだ。

 裕次郎は引っ越してきてすぐ近所のガキ大将になった。

 毎晩のように川地家に遊びに来た(中学時代から一緒に飲んでいた)。

・中1の時、書道の時間に筆でクラスメイトの顔にいたずら書きをした。

・高校時代、硬派な不良として地元で有名だった。売られたケンカは必ず買った。

・高校時代、地元のボート屋でアルバイト。

・石原慎太郎に「これからは理系の時代だ」とアドバイスされて関東学院大学工学部に入学。

 仕事が忙しくなって中退。

 

□私生活

・脊髄を脱臼して仕事を休養(=89年頃)。

・胃潰瘍を患って胃に穴があいた事がある。

・住んでいる所…神奈川県葉山町。

・いきつけ…

 「よろい寿司」。

 スペイン料理「アルカ ザール」(神奈川県逗子市)。

 珠屋洋菓子店(神奈川県逗子市)。


■川地民夫

 

□人間関係

・安部譲二…学生時代の遊び仲間。中学校・高校の同窓生。

・五月みどり…高校生の頃に逗子の海で一緒に遊んだ。

・小林旭、沢本忠雄…デビュー当によく一緒に遊んだ。

 3人で「三悪トリオ」として売り出された。

・菅原文太…映画「まむしの兄弟」シリーズで共演。

・高橋英樹、和田浩治、浜田光夫、中尾彬、津川雅彦、赤木圭一郎、

 小林旭、川地民夫、岡田真澄、石原裕次郎、長門裕之、宍戸錠、

 野呂圭介、名和宏、二谷英明、

 和泉雅子、吉永小百合、松原智恵子、松尾嘉代、笹森礼子、

 浅丘ルリ子、白木万理、芦川いづみ、北原三枝、南田洋子

 …日活出身(年齢順)。

・谷啓…高校の先輩。

・吉村明宏…高校の後輩。

・元妻…63年結婚、72年離婚。

・麻生薫…宝塚女優。75.01.29結婚。

 ※88.10.13卵巣ガンで他界(享年41)

 ※看病記「動かない手でVサイン」を出版(=89年)

 

□エピソードなど

・大学1年の時、石原裕次郎の推薦で映画「陽のあたる坂道」に出演、

 その作品の役名「民夫」を芸名にした。

・デビュー当時、年間3000通来るファンレターにできるだけ返事を書いていた。

・若い頃は演出に納得出来ない時は監督としょっちゅうケンカしていた。

・日活時代、12年間で100本以上の映画に出演。

・サラリーマンの月給が5000円の時代、映画スターの出演料は1本200万円だった。

・日活を退社して石原プロモーションに入社(=68年)。

・かげりのある個性を生かした準主役級として数多くの映画・ドラマに出演。

・ビデオ映画、2時間ドラマに多数出演。

・ディナーショーで石原裕次郎の曲を歌う。

・シングル「東京港」で68歳で歌手デビュー(=06年)。

凡例:20.01現在=2020年1月現在