岡田真澄
■岡田真澄(おかだ ますみ)
□肩書き
俳優
□本名
岡田眞澄
□愛称
ファンファン
□生年
1935(昭和10)09.22(乙女座/O型)
□没年
2006(平成18)05.29(享年70)
□出身地
フランス ニース
□出身校
大正幼稚園(台北市)
台北健成国民学校→氷川小学校(東京・赤坂)
横浜セントジョゼフ校中退
□略歴
56年(21歳)映画「狂った果実」出演。
57年(22歳)映画「幕末太陽伝」出演。
99年(64歳)舞台「ラ・カージュ」主演。
※他の主な出演:
映画 「太陽の季節」「嵐を呼ぶ男」「さよならジュピター」
ドラマ「花の生涯」「HOTEL」「TRICK」
テレビ「みなさんのおかげです」
□趣味
ガーデニング 水泳
□特技
合気道 スキー
□特筆事項
・母親はデンマーク人
・兄はE・H・エリック
■岡田真澄
□幼少時代〜
・父親は日本人画家の岡田毅。
・母親はデンマーク人。
・兄がいる。
・フランスのニースで生まれて第2次世界大戦勃発時に日本に帰国。
日本に帰国する3ヵ月の船旅の間に日本語を覚えた。
・戦時中は台湾にいる父の弟の所に身を寄せていた。
・戦時中は「スパイの子供」と陰口を叩かれた。
・子供の頃、海軍に入って大佐になりたいと思っていた。
・家が貧乏だったので兄と一緒に山で拾ってきた薪をパンと交換していた。
・母親に「こんな顔だから英語くらい出来ないといけない」と言われて、
日本の公立小学校から横浜のミッションスクールに編入した。
・日曜日に教会に行ってミサの手伝いをしていた。
14歳の時にカトリックの洗礼を受けた。
・男子校に通っていた。学校の劇で聖母マリアを演じた。
・15歳の夏、友人と「今年の夏は童貞を捨てよう」と誓い合ってセックスを初体験。
クリスチャンだったので最中に罪悪感にさいなまされ、翌日教会で懺悔した。
その後7年間女性と無縁だった。
■岡田真澄
□私生活
・好物…大福餅。イチゴショートケーキ。シュークリーム。チョコレートパフェ。
・05年頃に禁煙した。
・妻(恵子)が作ってくれたお弁当を仕事場に持っていく。
・健康法…金魚体操(左朴全に教えて貰った)。水泳。
・食道がんを手術(=05年)。
・美容師貰ったひげカット用のはさみで3日に1度ひげを切りそろえる。
・ゴミ出しを手伝う。
・「気」に興味関心がある。禅寺に行った事がある。
・何かあった時に備えてなるべく貯金する。
・美術品、芸術品に対する関心が高い。
・収集…ランプ。アンティークゴルフクラブ。美術品。
・スーパーマーケットが大好き。
新聞のチラシをチェックして特売品を買いに行く。
・日本人の心を学ぶ為に10日間禅寺で修業(若い頃)。
アメリカ人俳優に禅について聞かれて答えることができなかったので修業を決意、
その10日間は人生の大きなターニングポイントだった。
・シャンパングラスの中に入れて出して貰った婚約指輪に相手がなかなか気がついてくれなかった。
・妻(鎌田恵子)をブティックに連れていって「何でも好きなものを買いなさい」と口説いた。
ペラペラの生地でも値段が高いのでびっくりしたが平然を装ってカードで支払った。
・妻(鎌田恵子)と「ケコタン」「マトゥミタン」と呼びあう。
・妻(鎌田恵子)が自転車で転倒して流産(=97年)。
・63歳で子供誕生に際して「私にはバイアグラは必要ない。愛があるから」と発言。
■岡田真澄
□人間関係
・デヴィ夫人…若い頃からの友人。交際を噂された。
・石原裕次郎、南田洋子…友人。若い頃によく一緒に遊んだ。
・黒木瞳、中山秀征、小久保裕紀…子供が同じ小学校(有名私立校)。
・越路吹雪…東宝ニューフェースの審査員として岡田を推した。
・水の江滝子…日活と契約した時のプロデューサー。
「専属料2万円、1本の出演料7万円」という条件で契約するよう会社とかけあってくれた。
・泉和助…芸能界の師匠的な存在。
・平松あゆみ(フジテレビアナウンサー)…岡田のファン。
・生田悦子…本番中に生田を口説いた事があるらしい。
・E・H・エリック…兄。タレント。パーキンソン病で他界(=00年)
・岡田美里…姪(E・H・エリックの娘)。
・ヨネヤマ・ママコ…タレント。60年結婚、61年離婚。
・藤田みどり…女優。72年結婚、94年離婚。
・鎌田恵子…元スチュワーデス。95.05.29入籍。26歳年下。
元々岡田のファン。機内で3回偶然一緒になって仲良くなった。
・子供:
長男…岡田真善。73.07.16誕生。俳優。※母親は藤田みどり
次男…?年誕生。※母親は藤田みどり
三男…?年誕生。※04.07.23首吊り自殺 ※母親は藤田みどり
長女…岡田朋峰(ともみ)。98.10.05誕生。モデル。※母親は鎌田恵子
■岡田真澄
□エピソードなど
・日劇ミュージックホールに出演(=17歳)。
カキフライにあたって倒れた兄の代役として急遽出演。
・最初のギャラは1日400円。
・軽演劇のコントに出演。
・芸名「ファンファン」でジャズコンサートの司会をしていた。
※フランス語で「ボンボン」の意
・東宝ニューフェース(=53年)。
・東宝から日活に移籍(=54年)。
・ラブシーンを演じて良いか悩んで神父に相談すると「仕事なら構わない」と言われた。
・カンヌ映画祭に招待された時、現地の芸能誌に「日本のジェームス・ディーン」と紹介された。
・監督がゲイだったので映画「山猫」出演のオファーを断わった。
・テレビ「みなさんのおかげです」の仮面ノリダーに悪役・ファンファン大佐役で出演。
・デンマークの首都コペンハーゲンにある有名な銅像「人魚の像」のモデルは叔母。
・ミュージカル「アニー」役作りでスキンヘッドにした(=03年)。
・自宅を「情報ツウ」で公開(=03年)。
・ミス・インターナショナル世界大会、東京国際映画祭、世界ダンス選手権の司会を務めた。
・カルダンのモデルとしてパリコレに出演。
・著書…「レディの条件」。
・長女・岡田朋峰は18年ミス・インターナショナル日本代表。
凡例:19.01現在=2019年1月現在