■奈良岡朋子(ならおか ともこ)
□肩書き
俳優
□愛称
デコ
□所属
劇団民藝
□生年
1929(昭和04)12.01(射手座/AB型)
□没年
2023(令和05)03.23(享年93)肺炎
□出身地
東京都
□出身校
東京府立第一高等女学校
女子美術学校洋画科卒業
□略歴(満年齢)
51年(22歳)劇団民藝に入団。
88年(49歳)映画「男はつらいよ 寅次郎サラダ記念日」出演。
11年(82歳)大河ドラマ「江 姫たちの戦国」出演。
※他の主な出演:
舞台 「イルクーツク物語」「奇跡の人」「ガラスの動物園」
映画 「痴人の愛」「釣りバカ日誌シリーズ」「鉄道員」
ドラマ「ありがとう」「おんなの家」「家族」
テレビ「今も響くこころの歌」「桂文珍の演芸図鑑」「徹子の部屋」
□趣味
パチンコ
■奈良岡朋子
□幼少時代〜
・父親は洋画家の奈良岡正夫。
・兄がいる。
・戦時中に東京で空襲にあった。
・戦時中に学徒動員で軍需工場で無線機を作った。
・戦時中に弘前に疎開。
・女子美術学校時代、演劇部。
当初は裏方として装置セットの絵を描いていた。
□私生活
・嫌いな食べ物…生野菜。
・夜型。深夜1:00頃から好きな事をする。
3:00〜4:00頃に寝る。
・80歳でクルマの運転をやめた。
若い頃はスピード狂だった。
・父親は100歳で他界。
亡くなる数日前まで病室で絵を描いていた。
■奈良岡朋子
□人間関係
・杉村春子、美空ひばり、森光子、石原裕次郎…友人。
・ピーコ…友人。吉行和子の紹介で知り合った。
・樫山文枝、奈良岡朋子、大滝秀治、
芦田伸介、宇野重吉、北林谷栄、滝沢修
…劇団民藝出身。奈良岡と大滝は同期。
・石原裕次郎…お互いにファンだった。
□エピソードなど
・劇団民藝の中心女優として多数の舞台に出演。
「イルクーツク物語」のワーニャ、
「奇跡の人」のサリヴァン先生を当たり役と評された。
・宇野重吉に「結婚すると声が糠味噌くさくなるから結婚するな」と言われた。
・ドラマ「太陽にほえろ!」にボス役で出演(石原裕次郎の後釜)。
・劇団民藝の代表に就任(=00年)。
・ドラマのナレーションを多数担当。
・晩年は自ら希望して脇役にまわった。
・一人舞台の朗読劇「黒い雨」を日本各地で上演。
※凡例 20.01現在=2020年1月現在