原田美枝子

原田美枝子


■原田美枝子(はらだ みえこ)

 

□肩書き

 俳優

 

□本名

 石橋美枝子

 

□生年

 1958(昭和33)12.26(山羊座/A型)

 

□出身地

 東京都荒川区日暮里

 

□出身校

 巣鴨中学校

 都立工芸高校→都立代々木高校交替部卒業

 

□略歴(満年齢)

 74年(16歳)映画「恋は緑の風の中」主演。

 81年(23歳)ドラマ「北の国から」出演。

 91年(33歳)大河ドラマ「太平記」出演。

 ※他の出演:

  舞台 「たそがれてカサブランカ」「天井淺敷の人びと」「メアリー・スチュアート」

  映画   「乱」「息子」「愛を乞う人」

      ドラマ「水色の時」「俺たちの朝」「無邪気な関係」

 

□趣味

 太極拳 バイク 

 

□特技

 英会話 乗馬

 

□サイズ

 157㎝

 

□特記事項

・夫は石橋凌

・次女は石橋静河

・日本アカデミー最優秀主演女優賞(98年度「愛を乞う人」)

■原田美枝子

 

□幼少時代〜

・父親は印刷関係の仕事をしていた。

・毋親はパートの仕事を3つかけもちしていた。

・末っ子。兄が2人いる。

・習いごと…バレエ。

・中1の時、映画「小さな恋のメロディ」を見て女優に憧れた。

・中学時代、親に反抗していた。

・都立工芸高校にトップの成績で入学。

 入学式で新入生の総代として宣誓書を読んだ。

・映画「恋は緑の風の中」のヌードシーンが学校で問題になって都立代々木高校に転校。


■原田美枝子

 

□私生活

・好物…ラーメン。チョコレートムースケーキ(冷やして食べる)。

・好きな本… 

   新藤兼人「小説 田中絹代」。

   イングリッド・バーグマン「マイ・ストーリー」。

   ローレン・バコール「私一人」。

・座禅を毎日組む(朝と夜に各30分)。

・50代後半から乗馬を始めた。

・90歳の母親は認知症(=20.08現在)。

・子育てをする事でわがままで自己中心的だった性格が否応なく変わった。

・兄はケーキ屋「ケーキハウス アラジン」を経営(=10.06現在)。

・夫にアメリカ人の愛人と隠し子(5歳の男児)がいた事が明らかになった(=01年)。

 夫は会見で「夫婦関係も愛人関係も続けていく」と宣言。


■原田美枝子

 

□人間関係

・松田美由紀…家族ぐるみのつきあい。

 お互い家族連れでアメリカ旅行に行った。

・松田優作…生前兄のように慕っていた。

 長男を出産後間もなく松田が他界して人生観が変わった。

・勝新太郎…勝が即興演出したドラマ「新・座頭市」にゲスト出演。

 写真集「勝VS美枝子」を撮影(=80年発売)。

・竹中直人…舞台「竹中直人の会」で共演。

・田中麗奈…映画「はつ恋」で親子役で共演。

・長谷川和彦…映画「青春の殺人者」の監督。

・平山幸秀…映画「愛を乞う人」「OUT」の監督。

・石橋凌…俳優。87年結婚。鳥取砂丘で挙式。

・子供:

 長男…石橋大河。90年誕生。VFXアーティスト。

 長女…優河。92年誕生。シンガーソングライター。

 次女…石橋静河。94.07.08誕生。俳優。


■原田美枝子

 

□エピソードなど

・中2の時、映画「卒業旅行」のオーディションで決勝まで残った。

・中学時代、サンミュージックに所属して歌手デビューのためのレッスンを受けた。

・本格デビュー前、演技の勉強のため日活製作の教育映画「ともだち」に出演。

・映画「恋は緑の風の中」でヌードを披露(当時15歳)。

・映画「大地の子守唄」「青春の殺人者」で9つの映画賞を受賞。

 ブルーリボン賞新人賞、キネマ旬報賞主演女優賞、製作者協会新人賞など。

・10代の終わり頃、大人の都合で振り回されているような気がして何度か自殺を考えた。

・映画「ミスター・ミセス・ミス・ロンリー」原案・製作・脚本・主演(=80年)。

 ※脚本は「刹那」名義

・22歳の頃、先輩俳優から「お前は私生活がダメだから芝居もダメ」と指摘され、

   ショックで仕事場に行くのが怖くなった。

 それまでは「自分は自分、役は役」と思っていたのが、

 実はその先輩の言う事が正しかった事に気付くまでに数年かかった。

・写真集「勝VS美枝子」の撮影でヘリコプターの足をつかんだ状態ではるか上空まで上昇。

・20代前半まではとても生意気だった。

 監督にはっきり自分の意見を言っていた。

 監督と意見が合わない時はあまりやる気が出なかった。

・女優を続けるかどうか悩んでいた25歳の時に映画「乱」に出演、

 120%以上の力を出して無我夢中で演じて自信があったが、

 スクリーンに映った自分の演技を観ると人生経験の薄さがはっきりと見えた。

・30歳を過ぎてから、自分の表現力の素晴らしさを知らしめるために芝居をするのではなく、

 言いたい事が言えない人の思いを作品を通して代弁する事が女優の仕事と思うようになり、 

 それ以降はどんな役を演じる事も面白く感じるようになった。

・小説集「愛しのハーフ・ムーン」出版(集英社=84年)。

・エッセイ集「あなたがそこにいるから」出版(扶桑社=96年)。

・映画「愛を乞う人」で娘を虐待する母親と虐待されて大人になった娘の二役を演じた。

・映画「愛を乞う人」がモントリオール世界映画祭国際批評家連盟賞(=98年)。

・映画「愛を乞う人」で日本アカデミー最優秀主演女優賞(=98年)。

・アニメ映画「犬夜叉 鏡の中の夢幻城」に声優として出演(=02年)。

・ドキュメンタリー映画「女優 原田ヒサ子」を監督(=20年)。

・2時間ドラマに多数出演。

・ナレーションを多数担当。

凡例:20.01現在=2020年1月現在