三遊亭円楽(6代目)
■三遊亭円楽(さんゆうてい えんらく)(6代目)
□肩書き
落語家
□本名
会泰通(あい やすみち)
□旧芸名
三遊亭楽太郎
□生年
1950(昭和25)02.08(水瓶座/A型)
□没年
2022(令和04)09.30(享年72)肺がん
□出身地
東京都墨田区
□出身校
墨田区立外手小学校
墨田区立両国中学校
都立深川高校
青山学院大学法学部卒業
□略歴(満年齢)
77年(27歳)テレビ「笑点」出演。
81年(31歳)真打ち昇進。
92年(42歳)朝ドラ「ひらり」出演。
※他の主な出演:
映画 「の・ようなもの」
ドラマ「水曜日の恋人たち」「暴れん坊将軍Ⅳ」「葵徳川三代」
テレビ「おはようテレビ朝日」「徹子の部屋」
□趣味
読書 プロレス観戦 ゴルフ ゲートボール スキー
□特技
英会話
□資格・免許
ゲートボール協会公認審判員
□特記事項
・長男は三遊亭一太郎(会一太郎)
■三遊亭円楽
□幼少時代〜
・父親は警察官→海運会社→守衛→骨董商→焼肉屋経営。
・母親は東洋紡や焼肉屋でパートをしていた。
・兄がいる。
・4歳の時、親戚の結婚式で酒の味を覚えた。
・家は裕福ではなかった。
トタン屋根のバラックに住んでいた。
母親が作ってくれた洋服を着ていた。
3畳の部屋を兄と共同で使っていた。狭い家に更に居候がいた。
友人と一緒に遊園地に行った時に自分だけ乗り物に乗れなかった。
・ものごこころついたついた頃からラジオで落語を聞いていた。
・誰にでも話しかける人見知りをしない子供だった。
・兄と一緒に子供の頃から料理をした。
・小学校時代、家計を助ける為にクズ鉄拾いや製本の手伝いをしてお金を稼いだ。
・小学校時代、ガキ大将を裏であやつるタイプだった。
手を縛って塩をかけたナメクジを口に入れる「拷問ごっこ」をして遊んだ。
・小学校時代、メンコを賭けて麻雀をしていた。
・小学校時代、浅草、銀座、錦糸町のデパートが遊び場だった。
地下鉄や都電の改札を強行突破してタダで乗っていた。
出来心で松屋デパートでブリキのおもちゃを万引きして母親と一緒に返しに行って謝った。
・小学校時代、ラジオで落語を聞いて覚えた落語をクラスメイトの前で披露。
・中学時代、柔道部と剣道部とバレーボール部。
・中学時代、図書館での読書に熱中。
・中学時代、体力には自信がなかったのでケンカの時はあやまるフリをして
鼻に頭付き・鉛筆で脛を刺す・ベルトで殴るなど一発かましてひたすら逃げた。
・高校時代、バレーボール部。
・高校時代、放課後毎日のようにもんじゃ屋でビールを飲んでいた。
・高校時代、落語好きの先輩に誘われて寄せに通った。
・高校時代、謝恩会で小話や先生のモノマネをしてウケて、人前で喋る快感に目覚めた。
・高3の時、東京都の地方公務員試験に合格。
・記念受験のつもりで1校だけ受けた大学に合格した。
・大学時代、落語研究会。
高座名は「夢見亭恋ト源(れんとげん)」「二代目料亭花柳」。
・大学時代、家が経済的に厳しかったので親からの援助は1日100円の弁当代だけ。
学費を稼ぐ為に工事現場の雑務、ホテルの従業員など色々なアルバイトをした。
かけもちして下級生にいかせて手数料を30%取っていた。
・大学時代、兄の3畳ひとまのアパートに居候していた(家賃1000円)。
・大学時代、授業料値上げに反対する学生運動に参加。
■三遊亭円楽
□私生活
・好物…あんぱん。納豆。
・嫌いな食べ物…魚介類(アレルギー)。
・得意料理…卵焼き。
・朝食をきちんと食べる。21:00以降は殆ど食べない。
・時々事務所のスタッフにお弁当を作ってあげる。
・酒が好き。
・以前はヘビースモーカーだったが先代が肺がんで他界後に禁煙。
・初期肺がんのロボット手術を受けた(=18年)。
・脳梗塞で入院(=22年1月)。
・音痴。
・ペット…犬(犬種不明、名前はラビ=12.01現在)。
・暖房がわりに猫を飼っていた事がある。
・住んでいる所…東京都江東区東砂(一軒家=09.06現在)。
・いきつけ…
「宝雲亭」(福岡、ひとくち餃子、50回以上行った事がある=16.10現在)。
ダイニング「深川太郎」(江東区深川、週1ペースで行く=15.12現在)。
うなぎ「うなよし」(江東区東陽=15.12現在)。
「天狗鮨」(江東区東陽、高校の同級生の店=13.04現在)。
日本料理「銀座らん月」(焼きしゃぶしゃぶ、家族でよく行く=13.11現在)。
そば「明月庵 ぎんざ田中屋 本店」(銀座、週3回行く事がある)。
おでん「お多幸」(銀座)。
洋食屋「やなぎ」(江東区深川、同級生が店長)。
「天狗鮨」(江東区東陽 、同級生が店長)。
・愛車…キャデラック・エスカレード(=12.01現在)。
・毎年砂町天祖神社に初詣に行く。
・月に1回ゴルフに行く。
・子供の頃から銀座が大好き。
・メールに絵文字をよく使う。
・家ではあまり喋らない。
・ゲートボール大会を主宰。
・97歳の母親は施設に入っている(=19.03現在)。
・若い頃から異業種の人と多数交流。
・40代女性との不倫交際を雑誌「FRIDAY」に報じられて釈明会見(=16年)。
不倫を認めた上で、妻とのやりとりを明かし、謎掛けを披露。
■三遊亭円楽
□人間関係
・佐々木健介&北斗晶…家族ぐるみのつきあい。
・上島竜兵…友人。飲み友達。
・瀬古利彦…友人。よく電話で話す。
ロサンゼルス五輪の時に顔が似ていた事をネタに番組を作った。
・天龍源一郎…墨田区立両国中学の同級生。
・林家三平(2代目)、林家たい平、三遊亭円楽(6代目)、
三遊亭小遊三、三遊亭好楽、林家木久扇
…「笑点」大喜利メンバー。
・春風亭昇太、桂歌丸、三遊亭円楽(5代目)、
三波伸介、前田武彦、立川談志
…「笑点」歴代司会者(就任順)。
・山田隆夫…「笑点」座布団運び。
・三遊亭円楽(5代目)…師匠。
大学時代にかばん持ちのアルバイトをしてスカウトされて弟子になった。
・三遊亭円生…一門のトップ。「楽太郎」の名付け親。
・伊集院光…落語の弟子。
・増島留美子…62年挙式。
・子供:
長男…三遊亭一太郎(会一太郎)。87.11.12誕生。落語家、声優。
■三遊亭円楽
□エピソードなど
・大学在学中に三遊亭円楽にスカウトされて弟子入りした。
・師匠の付き人をしながら約1年間構成作家のアルバイト。
テレビ「11PM」の構成作家見習いをしていた。
文化放送でニュースコントや放送ネタの下原稿を書いた。
・師匠が依頼された原稿を代筆すると原稿料を全額くれた。
・「これは小言じゃないんだよ」という前置きで始める師匠の小言は長い時は2時間続いた。
・「笑点」で座布団運びをしていた。
・「宗論」「道具屋」などの古典落語を現代風にアレンジ。
・師匠・三遊亭円生が落語協会と対立して脱退して「三遊協会」を設立(=78年)。
・真打ち昇進の前年に父親が肺がんで他界(享年58)。
・ドラマ「水曜日の恋人たち」でラブホテルの回転ベッドでベッドシーンを演じた。
・笑いと健康法に関する論文でアメリカ・M&N大学から理学博士号を授与された(=91年)。
・「笑点」のメンバーの悪口をマクラに使うと滑り知らず。
・税務大学校講師(=80年〜)。
・テレビ「おはようテレビ朝日」キャスター(=85年)。
・中央福祉医療専門学校客員教授(=94年〜)。
・代々木アニメーション学院学院長(=06年〜)。
・6代目三遊亭円楽を襲名(=10年)。
・自宅を「誰だって波瀾爆笑」で公開(=12年1月8日放送分)。
・弟子は10人以上(=22.09現在)。
・目標にしていた「円生襲名」「落語界統一」は実現できなかった。
・著書:
「楽太郎の麦ごはん健康法」
「楽太郎の実践トーク術」
※凡例 20.01現在=2020年1月現在